叱るのが怖い世の中
最近は叱らない上司が増えていると言われています。叱るとパラハラだと訴えられたり、またはその仕事自体を辞めるなどでそう簡単に叱れないようです。
世の中自体が叱ることを恐れているとまで言われています。
ですが褒めて伸ばすのも大事ですが、叱らないとまずいんじゃないか?と言う場面があるのも事実です。
実際にバイトでの悪ふざけの投稿をツイッターでアップして、会社自体が対応に追われたいわゆる「炎上」問題が起こりましたが、流石にここまでいくと叱られたと思いますが極端にいくとそれさえもできなくなりそうです。
叱り方が曖昧だと同じ問題を繰り返す
叱ることについて次のように書かれています。
”声を荒らげたりする態度は是としがたく、なるべくフラットに対応したいですよね。
とはいえ、どんなトラブルにも同じテンションで応じてしまうと、「自分がしたミスは大した問題ではなかったのかな?」と思われていまい、緊張感が欠けたり、同じことの繰り返しを招いたりしがち。「なあなあ」を防ぐためにも、問題には毅然とした態度で応じるべきなのですが、のべつまくなしに怒っていても、これはこれで同じ状況に陥ってしまいます。”
引用元:『部下や後輩を叱る』タイミングで大事な2つの「○○度」 - リクナビNEXTジャーナル
URL:http://next.rikunabi.com/journal/entry/20150209
この考えには一理があると思います。先ほどの「炎上」問題を例にすると曖昧な態度で注意したら、また同じような問題を起こすかもしれません。ですのできちんと叱ることが大切になります。
論理的に叱ることが大切
しかしただ感情的に叱るのではパラハラだと捉えられる可能性もあります。
そこで上手な叱り方を身に付けばパラハラだと思われる確率もぐっと減ります。上手な叱り方それは「論理的に叱る」ことです。
叱られる側にとって、ただ感情的に叱られるのではなく「どう自分が悪いのか?」論理的な答えが欲しい所です。また叱る側にとっても、自分で感情的に言った言葉を後で思い出して、悩んだりしてしまうものです。
論理的に叱ればその分自分自身に対するダメージも減りますし、その論理的なつもりの叱り方は合ってたか?と思い起こせるようになります。
もちろん論理的な叱り方と言うのは、時に難しいものです。しかし経験を積んでいけば上手な叱り方も分かるようになってきます。
また叱られる側が将来指導する立場に回る時、叱られ方がインプットされているので、論理的な叱り方がしやすなります。
ですので論理的に叱ることは自分や相手の成長にもつながります。