仕事への責任感が欠如している部下には
責任感が希薄な部下に対しては、初めてのミスには怒らず、「初めてのことだし、しっかり教えていなくてごめん」と謝ります。そして、ミスをした相手への謝罪へ部下も同行させ、自分のミスですと謝る姿を部下へ見せる。そして「次からはしっかり頼むよ」と伝えましょう。加えて、なぜミスをしてしまったかのか、どうしたら次から同じようなミスをしないかを文章にして報告させるのです。当たり前かもしれませんが、この方法が一番、早く部下が成長します。山本五十六より真似ぶ

「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」という有名な格言があります。人をその気にさせるのは大変苦労のいる作業なのです。いったん歯車の違った、人間関係は修復が非常に困難ですので、最初は距離感を大事にするとよいでしょう。「仕事なんだから」「お金もらってるんだから」という言葉は禁句です。頭の中から消し去りましょう。距離感を保って言葉を選んで人に注意、訓示、教授する意識を持ち、時間をかけて接すれば人はついてくるでしょう。
敬語が話せない新人への対処法

敬語を話せないのではなく、話さない新人がいます。親しくなれば、タメ口でもよいと考えているようです。そういった新人への対処法は2つあります。まずは、ある程度の距離を保ち、社会人と学生の違いをしっかり教えることです。会社は学校ではないということを新入社員にはしっかり認識させる必要があります。2つ目は、上司自身が新人から尊敬されるような行動を取ることです。上司が新人よりも頼りなく、自信が無ければ、敬う気持ちが減ってしまいます。この2つを実践することで、新人は社会人としての自分自身の行動を改める機会になり、上司自身も仕事にも身が入り、双方の当事者にとっていい影響を与えることとなります。