管理スキルは必須
キャリアを重ねると、会社員として働く男性が避けて通れないのが「管理職デビュー」です。世の中には、出世を狙う野心のある男性ばかりではなく、「人の指導なんて嫌だ!」「ずっと平社員でいたい」という人もいるものです。しかし、ホワイトカラーが評価される日本社会では、部下や組織のマネジメント能力こそがビジネスマンとしての評価基準ともいえます。ここでは、「生意気な部下」「自信がない部下」の賢いマネジメントのコツを紹介します。「上から目線」の口調で話す部下には、やんわりと指摘する

正社員として働いていた頃、コピーなどを頼むと「大丈夫ですよ。やってもいいですよ。」と返答が返ってきたことがありました。私は上司にそのような口のきき方をしたことがなかったので驚き、初めて言われた時は返す言葉が見つかりませんでした。しかし、同じ事は繰り返し起きるものでまた依頼した時に「やってもいいですよ。」の返答がきました。さすがにダメだと感じ「私だからまだいいけれど、そういう口調だと、上から目線で話していると感じる人もいるから気を付けた方がいいよ。」と伝えました。すると、彼はハッとした表情を浮かべ、その後すぐには直りませんでしたが努力する姿勢は感じました。
自信のない部下に対する話し方

新人や今まで失敗続きで仕事に自信を持ってない、持てない部下に対する接し方ですが、とにかく自信を持たせるためにちょっとしたことも誉める!例えば書類の字がきれいだったり、作った書類が読みやすかったり、オフィス内での気遣いが出来てたり等、誉められるものがあれば頑張って見つけて誉めまくります。自信のない部下は上司に話しかけられるのもビクビクしがちです。が、こちらが誉めることにより、部下に対して悪いようには思ってないという気持ちが伝わるはずです。すると相乗効果から仕事も頑張ってもっと誉められることをしようという気持ちが出てくるはずです。
意見に対して「否定から入る部下」には話を先に聞いてあげる

部下がやったことで上手くいかなかった際、意見やアドバイスをすると「いや…」とか「…ですけど」と反論する部下がいるかと思います。その部下はほとんどがただ自分のやった経緯を話したいだけという場合が多いものです。自分の発言が否定発言していると思ってないのです。この場合、まず自分の考えでどういう流れで進みどう着地する予定だったかを先に話をさせてみてください。先に発言しているので、後は聞く事しかできないので意見やアドバイスがスムーズに伝わり、お勧めです。