サブリーダーの重要性

会社に勤めていると、チームで仕事をする機会が多々あります。そんなとき、リーダーと同時にサブリーダーを決めることも多いですよね。実は、チームの成功はサブリーダーの実力にかかっているといっても過言ではありません。もしそのサブリーダーになったら、いったいどんなことをすればいいのでしょう。成功を収めるために、着実に役割を果たしましょう。
サブリーダーに必要な3スキル

常にリーダーの逆をいく
サブリーダーというと、常にリーダーに従いサポートをするというイメージを持っていませんか?でも実は、それは大きな間違い。むしろリーダーの逆をいく必要があるんです。リーダーも人間ですから、得意・不得意があります。その不得意の部分をカバーすると考えるとわかりやすいかもしれません。
例えば、次から次へとアイディアが出るリーダーの下では、そこに裏付けとなる資料をそろえたり、数字を明確にしていく人が必要です。また、統率力があって人を引っ張れるリーダーの下では、気持ちが離れてしまう人がいないようにボトムアップをしていきましょう。
人を軸に全体を俯瞰する
リーダーは仕事の進捗を管理する必要があるので、誰の仕事がどのくらい遅れているか、どこにサポートが必要かなどを見ています。サブリーダーもそのように全体を俯瞰する必要があるのですが、この時リーダーと違うのは、仕事ではなく人を軸にするという点です。
あの人は気持ちよく仕事が出来ているのか、この2人は対立しているようだが大丈夫かなど、メンバーの気持ちに寄り添って考えてみてください。メンバーが積極的に快く仕事が出来る環境が整えば、おのずと仕事の効率も上がっていきます。
小さな意見を拾い上げる
日本の会社では、役職が上の人と反対意見を言うことがはばかられる風潮がありがちです。ですが、色々な意見が出てこそミーティングの質が上がり、最終的な成功への近道となります。
サブリーダーには、リーダーがいる場では言えなかったようなメンバー一人一人の意見を、拾い上げていく役割があります。事前に色々な意見を聞いて置いたり、ミーティングの中で「今は○○という意見が出ているが、反対に△△という視点はないだろうか」などあえて反対意見を促したりしてみましょう。
有能なサブリーダーになってチームを成功に導こう

今までリーダーやサブリーダーの経験がない人でも、この3つさえ抑えておけばOKです。こうした役割が果たせる人がいると、メンバーは仕事がしやすく、大きな成果が得られやすいのです。もしサブリーダーに任命されることがあれば、この3つを守るようにしてみてください。 B3