昼寝は理にかなった作業?
誰しもが昼ご飯を食べてから眠くなった経験があると思います。そこを我慢して仕事に取り掛かるわけですが、実は無理して取り掛かる必要はなく昼寝をした方が返って仕事効率が上がったと言う研究発表もあります。
そこで今回は昼寝の正しい取り方とともに紹介します。
昼寝の効果
人にはそもそもサーカディアンリズムと言う体内時計があります。
サーカディアンリズムは概日リズムとも呼びますが、人の体は地球の24時間の周期に合わせて、体温や血圧などの調子が変化していきます。そしてそのサーカディアンリズムはおおよそ午後1時から午後3時ぐらいに眠くなるように予め組み込まれています。ですのでその時間に眠たくなるのは当然と言えます。
そして昼寝をすると脳と体の疲れを癒やしたり、脈拍数が落ち着いたり血圧も下がったり記憶力も上がります。科学的にも証明されていることであり、実際に昼寝をせずに作業をした状態よりも作業効率が良くなるようです。
ただし長時間昼寝をしたら逆効果になります。活動時間が大幅に減るとともに、頭痛がしたり頭が上手く働かなくなります。
アイマスクと耳栓を装備して椅子に座って眠る
ですので上手な昼寝の方法としては、まず椅子に座った状態で眠りましょう。なぜならベットなどで眠ると深い睡眠となってしまい、目覚めづらくなるからです。
そしてアイマスクと耳栓を付けて20分ほど眠りましょう。
なぜアイマスクと耳栓を付けるかと言うと、情報をシャットアウトして脳を休めてより深く眠れるようにするためです。ちなみに脳にリラックス効果を与えるのでヒーリング音楽を聴きながらでも良いです。
またなぜ20分ほどかと言うと、深く眠り過ぎて起きづらくなるのを防ぐためです。
そして昼寝をする前にはコーヒーを飲みましょう。コーヒーには目が醒めるカフェイン作用があり、それが効くのが飲んでから約30分なので、ちょうど素早く活動できるようにするためです。
昼寝は午後3時までに
また昼寝は午後3時までにしましょう。午後3時以降になると、サーカディアンリズムが崩れる可能性があり夜に眠れなくなることが考えられるからです。
ですが大抵は昼ご飯は午後1時半には食べ終わると思うので、その時に眠ると大丈夫です。サーカディアンリズムを壊す必要がなく、今までの昼ご飯を食べた後の眠気を我慢する必要はありません。