今年の目標は達成できましたか?
年末が過ぎお正月を迎えると、なんとなくわくわくする気持ちがわいてくるものです。今年をどんな年にしようか、何を達成しようかなどと誰しもが考えます。しかしほとんどの人はその目標が未達成のままか、そもそもどんな目標だったか忘れてしまっているのが現状です。今回は、そんな同じ過ちを繰り返さないよう、達成できる目標のつくり方をご紹介します。目標を数字で表す

最も達成しにくいのは、数字で表せられない目標です。「ダイエットを頑張る」「英語を勉強する」など、抽象的なものや終わりが見えない目標を作るのはやめましょう。
「体重を20㎏減らす」「TOEICで800点を取る」といったものにしたほうが、達成しやすくなります。「字を綺麗にする」といった一見抽象的なものでも、「日本書写技能検定3級をとる」といったように数字で表せるものです。
目標を小分けにする
「体重を20㎏減らす」「TOEICで800点を取る!」など目標を数字で表したら、それを小分けにしていきましょう。12月31日に達成するには、9月の段階でどのレベルにいればいいのでしょうか。6月の段階では、3月の段階では、来月では、来週では?と、ゴールからどんどん逆算していきます。
学生時代夏休みの宿題を8月後半まで手を付けずに過ごしてしまったように、どんな目標も序盤はなかなか力が入りません。「まだ余裕があるしいいや」と思わないよう、どんどん細かなゴールを設定しましょう。また、こうした小さな目標を達成することが快感になり、最後までモチベーションを保ち続けられるという効果もあります。
正しい努力の仕方を調べる

年齢を重ね色々な経験を積んだ読者の皆様は、がむしゃらに頑張れば何事も出来るとは限らないということをご存知でしょう。何をどうすれば目標達成に近づくか、これを考えなくてはなりません。
体重を20㎏落とすには、ただ食事量を減らすだけでは不十分でしょう。ジムの会員となって筋トレをしたり、新しいスポーツを始めるのが効果的かもしれません。また、毎朝ストレッチをするといった小さなことも目標達成に貢献する可能性があります。TOEICの点を上げるなら、まず自分の苦手なパートを知り、リーディングとリスニングのどちらに力を入れるべきか決めます。そのためにはどの教材を使った方が良いのか、もしくはスクールに通った方が良いのかという選択肢もあります。数ある方法の中から最も適したものを選べるよう、入念に下調べしましょう。
今年こそ目標を達成しよう

何か自分で決めたことを実行できると、非常に大きな満足感に包まれるものです。次の年末に「何をしようと思ってたんだっけ?」という情けないことを思わないためにも、計画的な目標を作り、正しい努力を積み重ねていきましょう。