ファイト・クラブ
監督:デヴィット・フィンチャー
主演:ブラット・ピッド
地価の駐車場で悪そうな男たちが集まって、ファイトクラブのルールを全員で言うシーンが見所です。「ファイトクラブのルールその1:ファイトクラブについて話すな」などといったルールをみんなで言うのですが、悪そうな集団なのに、ルールはきちんと守るというある種の美学みたいなものが感じられて私はとてもすきでした。秩序と無秩序が入り乱れているファイトクラブを象徴するようなシーンだったのではないかと思います。
イライラしている方や、日常生活に不満を感じている人は見るとすっきりした気持ちになると思います。
新宿インシデント
監督:イー・トンシン、主演:ジャッキー・チェン
ほぼ日本で撮影された映画です。20年ほど前の新宿を舞台に、中国人のギャングが悪事を働きながら、縄張り争いをする映画です。ジャッキーチェン主演ですが、アクション重視よりも内容重視で、普段のジャッキーの映画として観ると、しっぺ返しをくらいます。しかしメッセージ性が強く、私は大変好きな映画です。見どころとしては、竹中直人さんや日本の俳優陣も出演しており、昔の日本の裏の世界を垣間見ることができるところです。
任侠映画ほどではないですが、ちょっとブラックな感じの映画が好きな方には、おすすめです。
サイクロンZ
監督:サモ・ハン・キンポー 、主演:ジャッキー・チェン
ジャッキーチェン、ユンピョウ、サモハン・キンポーの3人が、 最期に共演した作品です。
見どころとして、アクションはもちろんの事、 ストーリーと配役が、これまでのジャッキー映画では あまり見られない感じです。 麻薬組織に立ち向かう、弁護士役でジャッキーが主演し 友人が麻薬中毒として犠牲になったりと、 ストーリーは、少し重めですが、面白い映画です。 他、敵役として 同じ劇団に所属していた3人以外の兄弟も 出演している数少ない映画です。 それを探すのが、見どころの一つです。 あまり有名ではないので、ジャッキー好きで、まだ観たこと無い方には、オススメの映画です。