テストステロンとは

男性ホルモンのひとつ「テストステロン」は、女性にモテるためのホルモンと勘違いされていますが、もっと広い意味での効果があります。
男性ホルモンの一種なので、タンパク質の同化作用を促進する効果、筋肉の増大など、身体へ及ぼす影響ばかりが注目されがちです。
しかし、女性にモテる効果があるように、もっと人間の内面に作用する働きも非常に大きいのです。
その一つが、「やる気の促進」です。「やる気を上げる効果がある」と聞くと、なんだか怪しいドラッグの様なイメージをもつかもしれませんが、テストステロンは男性ホルモンで、人間の体内で生成されるため、決して怪しいものではありません。
ある大学教授は「応援しているプロミス野球チームが勝てばテストステロン値が上がり、逆に負けるとテストステロン値が下がるというデータがある」と述べており、メンタル面に大きな作用をもたらすことが分かっています。
最近問題となっている社会人の「うつ病」についても、テストステロンには「一酸化窒素」を生成してストレスを軽減させるという抗うつ剤の様な役割もあるため、テストステロン値が低くなることで不安にやイライラが多くなり、最悪の場合、うつ病へとなると言われています。
実際に、「うつ病は、テストステロン値が低い人がなりやすい」という研究の結果もあり、今後、うつ病予防の観点でも「テストステロンを増やす」ことがカギとなりそうです。
食事やサプリメントで増やす方法

ではテストステロンを増やすにはどうしたらよいでしょか。
最もメジャーな方法といえば、筋トレが有名ですが、筋トレ意外にも食品やサプリメントで増やすことも可能です。
そのカギとなるのが「亜鉛」「シルクアミノ酸」「タマネギアイリン」です。亜鉛であれば牡蠣
タマネギアイリンならタマネギから取れますが、これらの栄養素はすべてサプリメント商品としても販売されています。
テストステロンを増やす生活習慣

また、食品やサプリメント意外にも重要なのが、「睡眠をとる」「ストレスを蓄積しない」などの生活習慣です。
特に、ストレスを発散させることは食生活同様に重要で、筋トレによってもストレスが解消されるため、筋トレがテストステロンに効果があるとされているのはこのためです。