信じたくない、けど…

妻が不倫をしているかもしれない、一度そう感じると、どんどん想像がふくらんでしまいますよね。そしてある日、携帯を見てしまったりといった形で、想像が現実になってしまいます。もし二人の関係をやり直すのであれば話し合いが必要ですが、その余地がないならより有利な形で離婚できるように、取るべき行動手順をお教えします。
妻の不倫が分かったらするべきこと

携帯をチェック
妻の不倫が分かったら、まず証拠が必要です。不倫がバレる多くの原因が、相手の携帯を見ること。悪いと思いつつのぞいたら、不倫相手とのメッセージのやりとりが…なんてことがあります。それを見たら、まず証拠を抑えましょう。メールであれば自分のアドレスに転送してもいいですし、ラインなどのメッセージアプリならスクリーンショットを撮って送りましょう。出来るだけ、不貞行為が明らかな直接的な表現のものを抑えます。また、長期間にわたっているようであればその期間が分かるようにしましょう。
不倫相手を調べる
不倫相手から慰謝料を取る方がほとんどだと思いますので、事前にその男の正体を突き止めておきましょう。興信所を使うとよりしっかりした情報が分かります。怪しいところも多いので、大手に頼むと安心ですね。ただし意外と費用は高いので、そこは財布と相談しながらになります。調査を頼むボリュームや日数によって価格が変わるので、色々な会社を見てみてください。
親権を取る準備
残念ながら、現在の日本は「女だから」という理由だけで妻の方が親権がとりやすい状況になっています。しかも、妻の不貞行為は親権争いに直接多大な影響を与えるわけではありません。「旦那は裏切ったが、子供は大切」というのであれば、かなりの確率で女性が親権を取ります。そうならないためには、実績を作る必要があります。まず、妻が子供を育てる能力がないという実績について。たとえば、不倫期間中に明らかに育児に手を抜いていたり、子供への虐待があればそれだけ父親に親権がわたりやすいでしょう。
また、父親側の実績も同時に必要になります。父親がどれだけ育児に参加していたのか、離婚後に子供を引き取っても、十分に家事・育児が出来るのかがポイントです。これについては、一人ですべてをこなす必要がなく、「父親の仕事中は父親の両親が子供の面倒を見られる環境にある」などでもOKです。
弁護士に相談
離婚を拒否する妻と離婚するにせよ、妻と不倫相手に慰謝料を請求するにせよ、子供の親権を取るにせよ、まずは弁護士の介入が必要です。知り合いに弁護士がいれば、その人をあたってみましょう。本人が離婚に強い弁護士ではなくても、専門でやっている人を紹介してくれる場合が多いのです。ツテがなければ、自身で弁護士を探しましょう。「離婚 弁護士 東京」などで検索すれば、いくつかのサイトが出てきます。料金や実績を見ながら、誰に頼むか決めてください。弁護士と言えど人なので、相性もあります。頼りないと思ったり、会わないと思った場合は早めに変える方が賢明です。