父親は何をすべきか

最近はイクメンという言葉がはやり、男性が育児に参加するのが当たり前になってきました。しかし世間では、お父さんがいいとこどりをして前準備や後片付けはすべて奥さん任せになっているなど、実は奥さまのストレスをためているというパターンが多々あります。今回は、育児において父親がすべきことと、そうでないことをご紹介します。
自分のことは自分でやる
育児に参加する前に、これまでの生活態度を振り返ってみましょう。お茶が飲みたくなったら、自分で淹れていますか?食事をした後の食器は、シンクまで運んでいますか?こうした小学生でも出来ることを、つい奥様に任せる方は意外と多いのです。これまでは奥様がやってくれていたとしても、子供が生まれればそれどころではありません。まずは、自分のことは自分でやるという前提を頭に叩き込みましょう。出産前と家事レベルを比べない
一日家にいるのだから、いくら赤ちゃんがいても家事はやって当然という認識を持った男性も多いようです。しかし実際には、トイレに行くタイミングさえ自分の思い通りには習ず、食事は抜いたりたったままかきこんだりするお母さんが多いのです。ですから、掃除の頻度が減った、夕食のおかずが一品少なくなったなどと家事のレベルを比べないようにしましょう。口ではなく手も出す

子どもが生まれるとお義母さんは、周りから母乳のことや育て方について色々なことを言われるようになります。そうするとだんだん自分のやり方が否定されているような気持になり、気分が落ち込むものです。そんな時に味方だと思っていた旦那さんからも何か言われたら、どうしようもない気持ちになります。ですから何かと口出しするのではなく、救いの手を差し伸べましょう。何をすべきかわからなくても、何かしてあげたいという気持ちを見せることで、奥様の気持ちは和らぎます。
子どもと遊ぶことと子供の世話をすることは別物だと理解する

イクメンと呼ばれている男性が、実は子供と遊んでいるだけだということは多々あります。しかしそれだけでは本当のイクメンとは言えず、奥様ももやもやした気持ちを持っていることでしょう。もちろん休日に子供と遊ぶのはとてもいいことですが、そこで汚れた服を洗ったり、オムツを替えたりといった世話の部分も積極的に参加しましょう。