再就職の壁
40代から正社員への再就職はやはりとても狭き門のようです。さらに東京や大阪、名古屋、福岡など大都市以外の場所だとより厳しくなる傾向になってくるとのことです。
再就職に成功した体験談によると、今の仕事をこなしながら複数の転職支援サイト数社に登録して自分を売り込んでいき、スカウトメールの通知から面接までこぎ着けたようです。
また別の再就職に成功した人によると、自分の今まで身に付けてきた技術と、やりたい仕事の相性が合わなくて一次で落ちたり、面接ではいかに履歴書や職務経歴書で書いたことの話を膨らませるか苦心したようです。
そして再就職するためには何が必要か?今度は具体的な職種を例にして紹介します。
再就職先として見つけやすい。または需要が今後もあると予想される以下の3つ職種を例に出します。
・介護職
・料理人
・タクシー運転手
介護職の場合
介護職は現在培ってきた知識や能力を活かせたり、未経験でも可能でも出来るようです。もちろんそれは40代の方にも当てはまります。つまり極端に言えばやる気があり資格を取れれば誰でも出来ると言えます。しかし資格を取るにしても実際に就いても忍耐力が求められます。またコミュニケーション力も必要になってきます。
料理人の場合
脱サラして料理人になるのは聞いたことがあると思いますが、やはりハードのようです。サービス業になるので基本的に土日・祝日の休みの確保が取りづらく、大手の店に入ってシフトを組んでも毎週は難しいようです。また帰る時間が深夜になるのもザラとのことです。
また実際に飲食店の開業準備をしている方によると、考えるより行動しろと書かれています。それには今まで違うことを覚悟して最後まで行動すると言う深い意味があるようです。
タクシー運転手の場合
タクシードライバーについては次のような記述がありました。
"2012年11月にkmに入社。前職は携帯電話ショップのカウンターから法人営業。40歳を前にして、「正社員で安定した仕事がしたい」という思いで、kmへの入社を決意。趣味は車(以前の愛車はプジョー)まだ現場に出て10ヶ月弱。"
これは別業種への再就職も可能と言う良いモデル例だと思います。また別の人の話だと、コミュニケーションが取れなかった人が持ち前の根性で上り詰めていって、最初は中古のタクシーだったのが新品のタクシーに乗れたと言うのもあるようです。
根性と覚悟が必要
つまり40代からのリスタートは根性と覚悟が必要になります。20代の頃のは何となく身を任せて出来たとしても、40代になるとそれも難しくなるようです。
しかし後悔しないで生きてみたい場合、再就職を今までためらって後悔してきたなら一度やってみるしかないのでないでしょうか?