忘れっぽい部下には常にメモとペンを持たせよう

学生気分が抜けず、仕事はいつも受け身状態の新人さんは職場にはいないでしょうか?
仕事の指示をしても、「これどうやるんでしょうか?」と確認が多いと周囲もイライラしますよね。
当の本人は悪気があるわけではなく、仕事の仕方を知らないだけなのかも知れません。
そんな新人さんが職場に入ってきたら、まずメモ用紙とペンを携帯させましょう。
「指示を出したら新人はメモを取るようにする」「質問して先輩から回答をもらえたらメモを取り、再度聞かないようにする」ことを徹底させ、 この作業を繰り返し行っていくことによって仕事を覚えていくことが可能です。根気が要りますが、カワイイ後輩を是非育てていきましょう。
ミスが多い部下には感情的に叱らずに何が悪かったのかを具体的に話して改善策を立てよう

書類のミス、電話応対のミス、お茶出しのミス…などなど新人部下には失敗がつきものです。
しかし上司が頭ごなしに叱ってしまったら、部下は委縮してしまうばかりになってしまいます。
叱るときは感情的にならずに、どの部分がどうダメだったか、そしてどうすれば改善できるのかを、時間を取って話していきましょう。できれば上司は皆のいない個室などで話をするほうがベターです。その際は部下にメモを取らせ、次に同じ作業の指示を出したときに復習して臨めるようにしていきましょう。
まずは相手の話を聞き、受け止めた上で自分の思いを伝える

転勤で他の部署から移動してきた部下の話です。前の部署でも色々と問題があったという部下は、とにかく几帳面でプライドが高くて、移動してきて早々から、上司の仕事の進め方や やり方が気に入らなくて意見をする部下でした。またプロジェクトの進行具合が遅れていて社員たちが忙しい状況の時でも、自分の都合で早く帰ってしまったり自分中心の行動が多かったのです。
対処法としては、最初から否定せず、まずは話を聞いて受け止めることが大事で、部下の思いを認めたうえで、自分の意見や思いを具体的に伝えるようにしました。
またその人の得意なところや良いところは評価して褒めるようにすると、次第に相手の気持ちも変化したように思います。(40代男性:メーカー勤務)