ときには全員で対処することも必要

いちいち仕事の内容に文句を言ってくる部下にはその人のマニュアルをみんなで理解して合わせた大人の対応を試してみましょう。意欲的な姿勢はとても素晴らしいことですが、何でもかんでも自分のやりたい通りに意見をぶつけてくる部下に対しては、周りと協力してその人を良く理解して対応することも求められます。
その部下の人間対応マニュアルをみんなで話し合って協力しあい、部下が従うように、全員で大人の対応をするのです。「こうした方がいいと思うんですけど?」と言ってきたら、みんなの意見をその場で出して、その都度理解させるようにするとよいでしょう。「アイデアは悪くないけどこういう所までは考えられるかい?」と、新たな課題を突きつけるのもよいでしょう。
ヘラヘラして学生気分が抜けない責任感が無い新人には責任の重みを理解させる

学生気分が抜けなくて、ヘラヘラしながら生返事、理解していないのにとりあえずの返事、そして失敗したり忘れたりする、しかも間違いを指摘したときの謝罪の言葉にも全く誠意が無い新人には本当にイライラします。 そういうときには仕事というものには責任が伴い、自分ひとりのミスで会社全体が大きな損害を被る事もあれば、会社を辞めなければいけないような事態にまで発展する場合もあり、大きな契約を失ったり、会社の業績に影響が出て、ボーナスがカットになったり、人員削減(リストラ)をしなければいけない事態までになれば、自分だけではなく人の人生まで台無しにしてしまいかねないことになるという事を説明します。
へそ曲がりな部下には、適度にほめることを忘れずに

中途採用とはいえ、新人として入社してもプライドが高く斜に構えるようなタイプの方がいると周囲はとても仕事がしづらくなってしまいます。本人も意図があってそのような態度を取っているのではなく、本当は弱い自分を見せたくないためにそのような態度を取ってしまうのです。
そのようなタイプの方とのやり取りですが、頭ごなしに叱ってしまうのは逆効果になります。
「○○さんの笑顔がステキね」や「○○さんがいてくれて本当に助かるよ」という誉め言葉を適度に入れていくと本人の態度も変わってくると思います。あまのじゃくの態度を見せても本当は皆の仲間に入っていきたいと思っているものです。ぜひ温かい目で見守っていきましょう。