みんなが集まって新しい仕事が生まれる場所

上京して今働いているけどいつか田舎に帰り、地域貢献をしたいと考えている方が多いと思います。 そこでそんな働き方の一つとして、コワーキングスペースを提案します。 この記事ではコワーキングスペースの活用性と作る際の注意点も紹介しますので、その可能性に思いを巡らせてもらえたらと思います。
地方のコワーキングスペースの役割について

コワーキングスペースを作ることはその地方に仕事の需要を生み出すことになります。もちろんそれは最終目的と言うことが前提になりますが、コワーキングスペースの役割としては仕事をしたい人達の横つながりを生み出すことにあります。その横つながりから新たなつながりも生まれます。
地方は特に人口の少ない場所だと安い空物件が多いと思います。そこをコワーキングスペースにして、自身の考えに共感してくれる人達を集めていき、一緒に物事を達成していきます。つまりコワーキングスペースとは場所提供です。
シェアオフィスとの違いについて

ちなみにシェアオフィスとの違いとしては、例えばシェアオフィスはインターネット環境や個別スペースなど基盤が予め整っています。しかしコワーキングスペースは(正確にはコワーキングスペース候補となる場所ですが。)そう言った基盤が整っていない手付かずの空間となります。
だからこそ人が来やすいコワーキングスペースを作らなければいけません。「ここは新たな雇用を生み出そうとしている場ですよ」と地域住民にアピールできると良いです。
来やすいコワーキングスペースの第一条件としては、誰にも開かれたオープンな環境であることです。例えばセキュリティチェックが厳重であると、それだけ人に対して近寄り難い印象を与えてしまいます。 コワーキングスペースと言うのはシェアオフィスと違って、色んな人が見学しやすいのが利点です。その上でこんな活動をしたいのですとアピールしていく必要があります。
またもちろんセキュリティ云々だけじゃなく、きちんと日光を取り入れたり基盤もシェアオフィスのように整えたり、またある程度スタイリッシュな内観であることも必要です。(例えば木造むき出しだと下手をしたら暗い地味な場所だと捉えれます。)
またオープンにすると言って、「バカ騒ぎ」をする空間にしてもいけません。飲み会をする場ではないときちんと態度を示す必要も時にはあるのかもしれません。
ちなみにコワーキングスペースにも助成金を出してくれます。創業補助金やものづくり補助金、労働環境向上助成金なども、専ら使いやすいとのことです。
コワーキングスペースについて想像が膨らみましたか? 興味を持って頂けたら幸いです。