限られた時間をどう使うか

仕事でも趣味でも、何かを成し遂げるためには、程度の差はあれど様々な努力が求められます。しかし、時間は無限ではないため、取捨選択しなければいけません。「英会話を身に着けたいけど中国語も身に着けたい」「不動産の営業をしているから宅建を取りたい」など、思いついたものは、どれも習得しておいて損はないと思えるものばかりです。
しかし、世の中で成功している人は、「やった方がいいこと」を全てやってきたのでしょうか。当たり前ですが、何かを得るには、何かを捨てているものです。ここでは、ビジネスマンが最短で結果を出すための「時間の作り方」について紹介します。
高性能なパソコンを買う

今やどんな仕事にもパソコンは欠かせません。エクセルでの集計、顧客へのメール、資料作成時のパワーポイントや画像編集ソフトなど、現代のビジネスマンがパソコンを使うシーンは、数え上げればキリがありません。
毎日使うパソコンだからこそ、パソコンの処理性能は重要です。もし、現在使っているパソコンに「OS起動が遅い」「文字変換が遅い」「ソフトの起動が遅い」などの不満があるなら、すぐに新しいものに買い替えることをお勧めします。
パソコンを買い替えただけで、3時間かかっていた仕事が1時間に短縮されたという例も珍しくなく、これだけで2時間の短縮となり、毎日同じ作業をしていれば、「2時間×5日」と、1週間で10時間を生み出せる計算になります。これを自分の時給に換算したらどうでしょう。10万円のPCを購入しても、2~3か月もあれば元が取れるのではないでしょうか。
アウトソーシングは時短の基本

そもそも、多くのビジネスマンは「自分以外でも出来ること」に時間を費やしすぎている傾向があります。昔から、デキるビジネスマンは、面倒なことをやりません。ドラマなどでも登場する「面倒なことをは部下に押し付けて結果を出す」主人公がいますが、これは「自分にしかできないことだけに集中する」という点では理想的です。
また、事務作業を効率化するためにVBAなどプログラミングを勉強し始める人もいるかと思いますが、もし自分がPCスキルを上げることを目的としていないのであれば、「VBAが使える部下に振る」方が手っ取り早いことが分かるかと思います。