生真面目とは

生真面目と真面目は違います。生真面目は真面目が行き過ぎた性格を指します。例えば真面目な人なら就業時間の10分前にいつも着くのが当たり前ですが、生真面目なら周りがいつも5分前に会社に着いているのを良しとせず、不満を抱えているような人を指します。
真面目は大抵良い評価として見られますが、生真面目なら時に融通が利いていない印象を与えています。また自分自身や周りに対して厳しい分、損をしている役回りも生真面目さには多いです。
自分自身や周りに対して厳しいことについて

生真面目の自分自身や周りに対して厳しさについてもう少し話を掘り下げてみます。例えば会社が何か不正を働いているとします。その不正は他の会社でも当たり前のようにやっている、言わば慣習行事かもしれません。しかし生真面目さはそれが許せなくて、それに対して意見して会社での立場を悪くするかもしれません。 またそうやって発言したら周りに迷惑をかけるかもしれないので、もしかするとそれが不正であっても合わせてやる。もしくは見過ごした方が良いと経験の糧を得るのかもしれません。
次に生真面目だからと言って仕事が出来るとは限りません。本人が一番それを自覚しているのでだからこそ努力します。しかし周りが見えなくっており、時に会社がとっくに使っていないことまでずっと学び続け、一人置いてけぼりの状態になっていることも考えられます。
生真面目が合う職業

また生真面目な人が社長に向いているとも考えられません。なぜなら生真面目な人は融通が利かないからです。融通が利かないとその分周りのスケジューリングが出来ないのです。自分自身の意見を貫くことも重要ですが、周りと合わせた上でやる。もしくは強烈なカリスマ性で周りが社長に合わせるくらい引っ張らないといけません。
しかしもし生真面目だから周りに良い印象を持たれていないのなら、カリスマは人に好かれているのが前提にあると思われるのでカリスマ性はありません。別の場所で好かれてカリスマ性を持つしかありません。
そこで生真面目な人が向いている仕事としては職人やチェーン店の店長、清掃員などが挙げられています。一つ一つの細かい工程をクリアしていくので向いていると言われています。