残業の実態が人の幸せを左右する!?

この記事を読み始めたみなさんは仕事とプライベートとの両方が、充実している生活を送れているでしょうか?または部下にそのような生活を保障できる基盤を提供していますか? きちんと休みがないとプライベートの充実が実現できません。 例えばこんなアンケートもあります。"勤務している企業・団体の賃金体系についてたずねたところ、9割超が「定額制」となっており、年代別にみたところ、40代は「出来高制」の割合が他の年代と比べて高くなっている。
勤怠管理方法に関しては、約4割が「Webシステム」と回答しており、企業規模別にみると、中小企業は「タイムカード」の割合が38.8%となった。 「ノー残業デー」の制度有無については、「ない」という回答が半数を超えている。 企業規模別でみると、大企業は「制度があり、実施されている」との回答が36.3%であった。
"引用元:残業時間に関するアンケート調査|マーケティングリサーチ・市場調査のマーシュ
URL:https://www.marsh-research.co.jp/examine/2810overtimework.html
定額制か出来高制などかは各働いている個人によると思いますが、「ノー残業デー」があるかも充実した生活具合に大きく関わっていきます。しかし「ノー残業デー」と言うのがあれば無条件に良いと言うわけでもありません。
「ノー残業デー」の中身

「ノー残業デー」が当たり前ならその言葉を実際は使う必要はないと言えます。たまに残業があるなら「本日は残業デー」と上司自体が言っていると思います。「ノー残業デー」を言っている会社はイコール、残業が常日頃あると捉えても良いのでしょう。
ですが定時刻に帰れる状態が当たり前だと成り立たない会社もあると思います。そこで「ノー残業デー」自体について考えていきます。まずノー残業デーは法律で規則として決まっているわけでもなく、ノー残業デーを破ったら罰則があると言うわけでもありません。
ノー残業デーはそもそも40年以上前から既にされている言葉ですが、最近としては2011年に起こった東日本大震災の影響からの節電の目的や、仕事とプライベートのバランスを取るワークライフバランスのために再び浮上してきました。
ですがあなたの会社は実際にノー残業デーと言うものがちゃんと機能しているでしょうか?きちんと定時刻になったら帰れるノー残業デーは仕事のメリハリが付きますが、中には「ノー残業デー」の日は単なる無給の残業と言う会社もあります。
また管理職がノー残業デーはなくて、他の部署が犠牲になっている分のそれの恩恵を受けているだけと言う所もありますし、「ノー残業デー」の日に飲み会があると言う意見もあります。
つまり同じノー残業デーでも実態はまるでバラバラと言えます。
普段の仕事から見直すべき

しかし仕事の日頃の進捗具合などが上手く行っていたら残業しなくて済む会社もあると思います。またどうしても残業が必要なら、きちんと給料を出すか休みをたっぷり取らせるなど工夫はいくらでもあります。「ノー残業デー」の質に自信がない。そう言った場合は普段の仕事を見直す必要があります。