■ワーキングハイとは

『連日に続く残業で感覚が麻痺して最初はもう嫌で嫌でたまらなかったのに、自分でも分からないあるタイミングを境に気持ちが興奮してしまいむしろ残業をやって楽しくなった。』
『ずっと眠らなくて大丈夫じゃないかと言う気がしてしまい、このまま出社時間まで仕事がやれそうになった。』
『残業をしたくないけど諦めるしかない。仕方なくやって割り切ってたらいきなり楽しくなった』
これらをワーキングハイと呼びます。
そもそもワーキングハイは人間関係のストレスからも発生しやすいです。例えば上司がとてつもなく高圧的で、ノルマも厳しく達成できなかったら罵倒される。そう言うのでアドレナリンが分泌されこのような状態になります。
■休憩が面倒

休憩は大事ですが、かと言って休憩の後に仕事に向き合わなければいけないと言う頭の切り替えもきついです。すぐに仕事モードに切り替えられるなら別ですがもそうでない事も多いです。むしろずっと仕事が完了するまで続けている方が楽だと言う人もいます。
しかしワーキングハイの怖いところは、その休憩を取らずに仕事を片付けたとしてもまたすぐに次の仕事がやってくる危険性があることです。例えば5日間ずっと休憩無しで残業続きでワーキングハイで仕事をやって完了させた後は、精神は疲れ切っていると考えられます。
たっぷり働いた分5日間は休憩が欲しくなりますがそうなるわけにはいかず、ワーキングハイにならず残業もさほど取ってない人と同じように休日が与えられるだけです。(自分で有給休暇を取るか上司が野菜人でない限り)
■ストレスはどこにだって潜んでいます

きつい仕事も頑張って乗り越えて、でも休みの日は思いっきり休むけど休日の期間はみんなと変わらない。みんなと平等に休日を過ごした後、また同じように仕事が始まるの繰り返しで仕事に強い精神と体になります。
ただそれでも労死もしくは自殺と言うワードもよぎってきます。過労死になる条件は体力及び精神が摩耗してないかによるものです。何日間も残業をやらされてワーキングハイにもならないのなら、過労死が眼前に迫ってるような状態です。
また体力及び精神が摩耗する条件が揃っているなら夕方5時にいつも帰られる仕事をしていようが、ストレスが生まれることもあるし、しかし体力及び精神が摩耗しないのならば、週5日残業続きなのにストレスを感じない。むしろやってて楽しいと言う気持ちにもなります。
体力及び精神が摩耗しない環境が本当は一番です。