■上手な説明で信頼度アップ!

今回は上手く説明するコツを紹介します。どれも初歩的な内容かもしれませんが、案外気づいていないこともあるかもしれません。
■結論を最初に出す

結論を最初に話すのが重要です。例えば「弊社の売り上げは前年度から30%上がりました」と最初の時点で言います。そうすると相手は「え?どうしてそうなったの?」と興味を持って聞きたくなります。またそれに至った経緯も自然と整理立てて話しやすくなります。
逆にそれまでの道順を最初で話すと相手は「だから?だから?」とまどろっこしい気持ちになりますし、話を聞いてる途中にそれまでの経緯を忘れてしまい、最後に話した結論をいきなりバーンと聞かされたような状態になります。もし「どうしてそうなったの?」と聞かれたら、また最初に話したことを話さないといけません。
■数を言う

理由がいくつもある時は、最初にちゃんとそうであることを説明します。出来れば数も言った方が望ましいです。例えば先ほどの会社の売り上げが増えた理由の場合、
「一つは○○が大ヒットしたこと」
「二つ目は会社がエコ対策に踏み切った」
「三つ目は残業をなるべくさせないなど集中して仕事が出来るよう環境を改善」
と述べます。
このように一つずつの理由が明確に、簡潔に言えたら良いですし、その場合は「その理由は3つあります」と言わなくて良いのかもしれませんが、相手からの質問があったりなどで、きちんと簡潔に説明できなことがあると思います。
その時その注釈をしないと「え? まだ理由があるの?」と相手に思われるかもしれませんし、長い説明を区切り悪く説明するので、理由が複数あると思われないかもしれません。
■言葉を相手が理解できる言葉に置き換える

言葉を相手が理解できる置き換えることも大切です。例えば「私達のエクスペリエンスが足りなかったからです」と説明されたらどう思いますか?わざわざ経験をエクスペリエンスにして話す人は、あまりいないと思いがちですが、自分が帰国子女である場合はそう言う風に話してしまうかもしれません。相手はそうじゃないなけど、自分は常識だと思っているものが多々あったりします。
もちろん経験=エクスペリエンスは有名ですが、その簡単な英語でもそうなるので突然言われて理解に時間がかかる言葉を使うのはNGです。そして相手が理解しているのが分かっているなら別ですが、自分の会社が使っている固有名詞でも同様です。