手帳商戦は、もうはじまっている
翌年の手帳がお店に並ぶのは、なんと毎年9月からです。思ったより早いですね。9、10、11月はじまりの手帳を使う人が、それだけ世の中には存在しているということです。
理由としては、「秋だから」というロマンチックな人ばかりではなく、学生なら通っている学校年度、社会人なら決算時期など、その人の節目合わせた結果のようです。
今まで手帳のはじまり月を意識していなかった人は、自分の年間スケジュールの節目を意識してみるといいでしょう。たとえば1月ではなく、4月はじまりのほうが使い勝手がいいかもしれません。
新しい手帳を買う前に!
手帳の種類はたくさんありますが、代表的なのがマンスリー(月間)、ウィークリー(週間)、バーチカル(時間軸)です。一年間びっしり付き合うのですから、とにかく使い勝手優先で選びたいものです。
とはいえ、たくさんあって選びきれない!迷ってしまう人もいるでしょう。そのヒントは、今現在使っている手帳にありますよ。手帳売り場へ足をはこぶ前に、手元の手帳を開いてみてください。
今の手帳のチェックポイント
全体的にゴチャゴチャして見にくいのなら、マンスリーやバーチカルタイプはおすすめしません。これからは、記入欄が大きいウィークリータイプを使いましょう。あるいは、ほぼ日手帳のような一日1ページタイプも合っているかもしれません。
たまに真っ白なページがあったり、逆に、妙に丁寧に書き込んでいる日がある人は、マンスリータイプがおすすめです。気分にムラがあるので、毎日埋めるべきスペースにストレスを感じます。マンスリータイプなら、気負わずに長く付き合えます。
気がつくと未処理のTO DOリストをためてしまうのなら、バーチカルタイプがおすすめです。何日の何時から何時まで、という小刻みなスケジュール管理ができます。また、自由な時間を確実に確保しておけるのも、バーチカルタイプのいいところです。
手帳の役目も進化している
パソコンにもスマホにも、クラウド型のスケジュールや手帳アプリはたくさんあります。紙の手帳が必須アイテムになるようなシチュエーションは、実際には、もうありえないのかもしれません。
それでも、手帳売り場に行くと、誰もが無条件でワクワクするはずです。良かったことだけ記す、趣味専用、映画記録など、手帳の役目も進化させてみましょう。