誰かと会話をしてみる
アイデアに行き詰ったときは、まず人と会話することでヒントが得られることがあります。刑事ドラマなどで主人公が捜査に行き詰り、妻や娘との会話、または行きつけのスナックでの会話中に思わぬヒントを得て解決に導くというシーンがよくありますが、それと同じで、一人で考えているとどうしても発想が偏ってしまいます。長時間考えすぎて、視点が固定されてしまうのです。そこで、自分とは全く異なる別の視点をもった他人と会話することにより、脳に良い刺激が与えらえるのです。また、特にアドヴァイスを求める必要はなく、ただ会話するだけでも何かしらヒントが得られる可能性は十分にあります。
考える場所を変える
「アイデアを出す」「企画を考える」など、クリエイティブな作業は、身体を動かしながらの方が効果的です。よく、着席してデスクで難しい顔をしながら考える人がいますが、ひらめきのためには、着席している必要はありません。とはいえ、職場では自由に動けないという環境の人もいるため、可能な範囲で身体を動かすのがおすすめです。
そして、最も手っ取り早くアイデアを出すには、場所を変えることです。トイレでも休憩室でもかまいません。普段の環境で考え事をしても、普段の発想しか出てこないもので、思い切ってカフェなどへ移動するのもアリです。
大き目の画用紙に現状を書き殴る
自分の思考経緯を可視化するのもおすすめです。テーマや、現時点で浮かび上がった断片的なアイデアのパーツなど、すべて大き目の画用紙に書き殴るのというものです。図解思考することにより、「足りないもの」「偏っているもの」などが浮き彫りになるため、今まで悩んでいたことが嘘のように、答えが見つかることがあります。また、マインドマップツールなどを使うのもオススメです。
音楽は聴かない方がよい
学生時代、試験勉強中にラジオを聞きながら勉強したという人も多いかもしれませんが、BGMは思考の妨げになります。特に耳に残るJ-POPなどは集中力を削いでしまうため、聞かない方が賢明です。どうしてもBGMが欲しいという場合は、歌の入っていない単調なクラブミュージックなどがおすすめです。脳を活性化するという意味ではジャズの演奏を聞くのもよいでしょう。