女性は理屈では動かないからこそ注意が必要
一度ヘソを曲げられてしまうと修復が困難なのが女性部下の機嫌です。もともと女性は男性の様に合理的に考える生き物ではありません。
男性上司からすると「仕事なんだから私情を持ち込むなよ」「気分で仕事をするなよ」と思うかもしれませんが、このご時世、それでも上手く女性部下をマネジメントしていかなければ、管理職としてこの先チームや部署を動かしていくことが出来ません。
では、女性部下を上手く扱うコツとは、どんなものでしょうか。
話はすべて最後まで聞く
女性部下が上司に対してフラストレーションを溜め込む原因の代表格が、「話を聞かない」です。多くの男性は、「いや?最後まで聞いているよ?」と思うかもしれません。ひょっとしたら、こちらから話をうまくまとめていませんか?女性の会話というものは、往々にしてとりとめのないものです。
報告や相談など、業務上の会話ではあれば簡潔にまとめるのが当たり前ですが、女性のこうした「いつ終わるかわからない会話」を延々と聞かされるのが嫌な男性上司はついつい「要するにこういうことだね?」「分かったもういいよご苦労さん」などとシャットアウトしていないでしょうか。露骨な反発を感じ取ることができればまだマシですが、女性の恐ろしいところは、一見気にしていない様に見えて、高確率で根に持つことです。全て話きって、ようやく「話を聞いてくれた」と認識するので、上司として話を整理するのは最後にしましょう。
褒めるときも叱るときも個別で
女性は大勢の場で目立つことを嫌います。同僚がいる場で叱責するなどもってのほかですが、実は、褒める場合でも、皆の前で褒めるのはやめましょう。一見、本人にとっても喜ばしいことなので良かれと思って全員が居合わせる場で褒めちですが、女性は、褒められることも注意されるこも含めて目立つことが嫌いです。そのため、女性の同僚や先輩から嫉妬されるリスクなどを極力排除したいと考えます。女性同士の間での立場も考慮してあげる配慮が問われます。
好かれることが目的ではない
女性にとって都合のよい扱い方に感じるかもしれませんが、決して女性に好かれることを目的とする訳ではないことを覚えておいてください。目的はあくまで女性に働いてもらうためです。女性の習性をよく理解したうえでマネジメントに活かしてみてください。