吊り橋効果を実践してみる
昔から「吊り橋効果」という言葉は広く浸透しており、誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。恋愛関係になかった男女が2人で吊り橋を渡るとき、吊り橋が落ちるんじゃないかというドキドキを「相手のことが好きだからドキドキしている」と脳が錯覚する効果を利用したものです。そのため、昔からデートでは「ドキドキ」を多く演出することが推奨されてきました。ホラー映画でも、男女が協力し合って生き延びていく過程で、ラストシーンんは結ばれるというパターンはよくありますが、これも吊り橋効果の延長上にあるといえます。簡単な方法は、「ドキドキする映画を映画館で観る」です。DVDでは得られない臨場感を体験できるので、手を握ることも簡単です。
落胆させてから上げる
この「落としてから上げる」という手法は色々なシーンで活用できます。彼女の誕生日プレゼントに、はじめは100円で買った様なチープなものを渡して幻滅させます。すかさず、「本当はこっちがプレゼント」と、本命のプレゼントを登場させるのです。一度ガッカリしているため、その喜びは倍増します。ただし、もともと「何も期待されていない男性」の場合、何のサプライズ効果もないので、注意が必要です。
デートは高い店→安い店の順に
落としたい女性がいるとき、男性は何かと「高い店」に誘いたがりますが、必ずしもそれが正解とは限りません。とはいえ、ドラマティックな演出も欠かせないため、どんな店に連れて行けばよいのか迷うところです。そこでおすすめなのが、1件目は高いレストランに連れていき、緊張させます。次に馴染みやすいカフェや居酒屋などへ移動してリラックスさせるのです。そうすることで、一気に弛緩して女性の緊張感も緩み、本音をさらけ出しやすくなるというものです。
沢山会えば好かれる?ザイオンス効果
いわゆる「単純接触効果」と呼ばれるものです。人間は「よく目にするもの」「一緒にいる時間が長い人」に親しみを覚えます。選挙カーでもウグイス嬢が何度も候補者名を連呼することによって「聞き覚えのある名前だから投票しよう」という心理になったりもすることが実証されているので、なかなか馬鹿にできません。
多くのイエスを得る
こちらもよく使われる方法で、「これ、良いと思いませんか?」と、相手のYESを誘う、訪問販売の営業マンが使う手です。人間は会話でYESを繰り返すと、その相手に対してNOと言えなくなる心理を利用したものです。