女性のほとんどが「男性の会話をつまらない」と感じている
モテている男性は女性へのトークが上手に見えますが、実は案外そうではないのかもしれません。実は、多くの女性は「男性に好意を寄せてもその会話自体はつまらなかった」と言います。顔であるとか、年収であるとか、雰囲気など、その他の要素に惹かれて「トークのつまらなさ」がカバーされているケースが多いということです。
こんな話を聞いてどう思いますか?
例えば、「昨日、山梨県のとある駅に向かって地元の駅から電車に乗ったんだ。そして、電車の中で偶然にも職場の同僚A君にバッタリ会ったんだ。A君は営業課に配属されていて、自分と同期の男性。A君はすぐに〇〇駅で降りたんだけど、僕は山梨県に向かうために〇〇駅で新幹線に乗らなければいけなかったんだ。新幹線に乗ってから○○駅で降りて、そこからさらにバスに乗って・・・」と、こんな話をされてどう思いますか?100%の女性が退屈する話でしょう。これは女性だからでしょうか。いいえ、男性が聞いても眠くなるくらいつまらない話であることは間違いありません。
つまらない会話は何故つまらないか
では、この会話がつまらない理由は何でしょう。メリハリやアクシデントがないからでしょうか。または登場人物に魅力を感じさせるプロフィールがないからでしょうか。答えは、「女性にとってどうでもいいこと」だからです。どうでもいいこととは何でしょう。それは、「その女性に関係があること」です。
女性が興味を引く話題とは
女性に関係のある話をすれば興味をもってもらえるかというと、そう簡単な話ではありません。「その女性の地元に関する話」「その女性の職業に関係しそうな話」どちらも「関係ある話」ではあります。だからといって、これだけで女性が興味をもつとは限りません。女性が目を潤ませて聞き入る話題は、ズバリ「自分自身のこと」です。会話のなかには、「俺はこないだ山梨県に行ったんだけど、〇〇ちゃんが最近行った地方はどこがある?」「こないだ電車で同僚に会ったんだけど、〇〇ちゃんは休日に同僚とバッタリ会ったら派?」などと、とにかく「女性自身に絡めて」話すことです。
当たり前のことですが、この本質を理解して会話ができている男性は意外と少ないものです。占いやスピリチュアルが女性から人気なのは、「自分について」がテーマだからです。誰でも「自分についての話題」が嫌いな人はいません。女性が最も興味のあることは、「自分について」なのです。