出会い方にこだわらない
出会いがないという男性の多くは、その出会い方にこだわっているケースが多い様に感じます。「映画やドラマの様なシチュエーションでお互い恋に落ちる」など、まずあり得ません。「女性との出会いが全くない」と嘆く男性に対して、合コンや婚活パーティ、出会い系サイトなどを勧めると、決まって返ってくる返答が「そういう出会い方はイヤだ」というものです。要するに、自然な出会いを期待しているのです。
「自然な出会い」は幻想
しかし、自然な出会いとはどんなものでしょうか?出会い系サイトや合コンなど、「出会い」を意図した場所「以外」の場所で出会いたいということになります。そうなると、まず考えられるのが、職場での出会いです。ただ、職場に異性の人数はどれ位いるでしょうか?そしてその内、何人と親しくなれているでしょうか。職場の女性から恋人候補をピックアップしてみると、限界があることが分かります。次に考えられる「自然な出会い」は、友人からの紹介などです。友人とバーベキューをした際に呼ばれて参加した女性と仲良くなるなどのパターンです。これも自然な出会いの一つでしょう。ただし、これには一緒にバーベキューなどのイベントを開催してくれる友人の存在や、自分自身で開催するなどの努力が必要となります。
実は、いわゆる「自然な出会い」から恋愛や交際に発展する確率というのは、何と「1%未満」と言われています。確かに、不特定多数の男女が一か所に集められて生活する学生時代とは異なり、就職して社会人になるにつれ、どんどん交友範囲は限定されることから考えると納得できる話です。
行動や環境を変えること
常に「出会いのなさ」に嘆く男性の多くは、客観的に見ても「ほぼ同じ行動パターン」をとっていることが分かります。「次々と新しい彼女ができる男性」や「女性との出会いに恵まれている男性」は、よく観察すると、自ら出会いを増やすために努力しているケースが多いものです。
日常にある出会いを認識する
残念なケースとして多いのが、出会いを求めているにもかかわらず、日常にある女性との出会いを無視しているパターンです。例えば、いつも犬の散歩やジョギングですれ違いざまに挨拶する程度の相手がいたとしたら、それは既に「出会い」といえます。それを「ただ挨拶するだけの関係だから、向こうもそれ以上は望んでいないだろう」と決めつけてしまうのは早計です。勿論、実際に恋愛に発展するかどうかは分かりませんが、少なくとも、あと一歩踏み込んで、何でもいいので話しかけてみるなどの行動をしなければ結果は分かりません。
実際、「出会いがある」男性は、こうした日常の些細な出会いを大切にしているものです。