出会って10秒以内に相手を褒める
仕事の場においてもプライベートの場でも、初対面の人間同士がまず交わすのが「挨拶」ですが、そのあとに何かしら「気の利いたこと」を言えるかどうかが、相手へ印象付ける要となります。特に、女性との初対面は第一印象が重要となり、はじめに「無愛想な印象」「不潔な印象」「挙動不審な印象」を与えてしまうと挽回するのは困難と言えます。
初対面の女性に好印象を残すには、どうしたらよいしょうか。外見や社会的地位など、コントロールが出来ない部分に焦点を当てても仕方がありません。重要なのは、「不快さを与えるリスクを減らすこと」と、「好印象を与える要素を増やすこと」の2点です。
好印象を与えるために手っ取り早いのが、「相手を褒めちぎること」です。恋愛にマニュアルなどでは、「美人は褒められ慣れているので、下手に褒めると格下と見なされて逆効果だ
」という内容をよく見かけます。
しかし、初対面の挨拶でスマートに女性を褒めることのできる男性は、女性から見てもワンランク上がります。
美人であっても容姿は褒めない
多くの男性は、女性を褒めろと言われると「美人ですね」などと容姿に関する内容を想像しがちです。「女性を褒める」と聞いてこれしか思い浮かばない男性は、女性と真剣に向き合っていない証拠ともいえます。男性の立場で考えてみると分かりますが、年収が高いことや高級車に乗っていることを褒められても、「押せばイケそう」程度の印象を抱くかもしれませんが、親近感は沸きません。これと同じで、女性にとって「容姿」という、男性が求める表面的な価値に対して褒められても、大して何も感じないというのが正直な本音なのです。
容姿以外の部分をいかに褒められるかがカギ
容姿以外を褒めるとなると、どこを褒めればよいのでしょうか。基本的には「持ち物や身に着けているもの」です。褒め慣れていない男性は、「バッグ」や「靴」など、容姿と遠い部を褒めることをお勧めします。
もちろん、容姿を褒めることもNGではありませんが、その際は、「素敵なカバンですね、綺麗な人だからこそ似合うのでしょうね」と、容姿以外の部分と組み合わせる形が望ましいでしょう。少々クサいセリフであっても、あくまで「カバン」をメインに褒めているので露骨さは緩和されます。