鈍感なのはしょうがない?

あなたの上司や恋人から「お前は鈍感だ」と言われた経験はありますか? 勘が鈍いと分かり、それで悔しい思いをした人もいると思います。しかしその勘の鋭さは、普段の生活で鍛える事が可能です。そこで今回は勘の鋭い人の特徴、及び鍛え方を紹介していきます。
経験豊富

勘が鋭い人は、まず大抵経験を蓄積しています。今のこの状況はあの時と似ているから、こう言う事が起きやすいと、たとえ無意識下であってもそう考えています。その経験はなるべく具体的に覚えている事も特徴です。
例えば『9月21日にY社のこのプロジェクトをD氏とS氏とで進めていたが、予算の食い違いが起こり頓挫寸前にまで起こった』と記憶しています。具体的に覚えている人ほど論理的に考え、またその今の経験とどう違うのか分かるので先読みが可能になっています。
経験が積んでいるけどちゃんと活かされていないと言う人は、もしかすると具体的に覚えていない事もありえます。そこでその出来事が起こった日の事を客観的にデータ付けしてみましょう。ちなみにメールなどで具体的に記録されていると思います。
観察力が高い

観察力=分析力も優れている点も特徴の一つです。勘が鋭い人は、小さな変化を見逃しません。観察力が高いとその人やその物事の細かい所を普段から見ているので、人の場合は声色やちょっとした言動の違いを感じるようになります。
裏があるのを上手く隠しているような商談でも、観察力が優れている人はそう言った裏がない商談との違いが分かるので、上手く乗せられて騙されると言ったピンチを回避できます。その観察力が高いのも豊富な経験に裏付けされているものもあると考えられます。
普段から観察癖を付ける

さてその勘を鋭くするには、まず経験としては人から「こうこう言ってる時はああ言う事を大抵考えている」と言ったように教えてもらう事ができます。 観察力はどうなるのでしょうか?自分が普段見ているものの細かい違いを見ることが観察力を鍛えるコツです。
人をジロジロ見るのはNGですが、例えば改札口での駅員の案内がいつもよりスムーズに感じる。今日のこの上司のネクタイが普段のものとは違う、と言う風にです。こう言ったのはジロジロ見なくても毎日見れば分かると思います。毎日観察しているこう言った記憶の積み重ねによって、小さな変化が分かります。
勘は鍛えられる!

勘を鍛えるのはそうそう簡単にできるものではないですし、天性的な能力もあるかもしれません。しかしそれを言い訳にせず、普段から観察力を鍛える訓練をすれば、自ずと自分の可能性が広がってくるはずです。