社会人になってからの友人は定着しにくい

社会人となってからの友人はなかなか定着しにくいものですが、心がけ次第では、打算抜きで付き合える良い友人関係を作ることは十分可能です。これは男友達、女友達にもいえることなので、よく覚えておきたい秘訣です。ここでは、貴重な「大人になってからの友人」を長く続けるために欠かせない秘訣を紹介します。
意識して連絡を絶やさない

若い頃は「遊ぼうぜ」と気軽に誘い合える仲が当たり前でしたがた、大人になってからの知り合いとなると、遠慮や配慮という概念が生まれ、どうしても気軽に誘えなくなるものです。せっかく仲良くなっても、お互いの遠慮によって疎遠になることは非常に多く、逆にどちらかが積極的に連絡を取り続ければ仲は保たれます。「自分はいつも連絡を待つ側」という人は、仲良くなった人には定期的に連絡をとる様にこころがけましょう。「最近様子はどうかなと思って」といった用事のない連絡でも構いません。
喧嘩したらこちらから謝る

大人の友人関係では、学生と違い、連絡を取らなければそれで関係は終わりです。喧嘩したら基本的には自分から謝ることをお勧めします。ビジネスの関係ではないため、こちらから謝ることのデメリットはありません。むしろ、謝られた方は「自分は大人気ない」という気持ちにすらなります。友人関係のいざこざは先に謝罪したもの勝ちと覚えておきましょう。
相手は他人と割り切る

仲が良くなると陥りがちなのが、相手への過度な期待をもつことです。人間いつの間にか、「あいつはこういう性格だ」「あいつはこんな価値観をもっている」など、相手に対して何かしらのラベリングをする傾向にありますが、それが相手の自己認識と合っているかどうかは別問題です。「あいつの愚痴をいつも聞いてやっているから俺と飲みに行くことは楽しい筈だ」と思っていたのに、別の無関係の人間に「〇〇さんのおかげで悩みが解決しました」というTwitterの書き込みを見て「俺がいつもアドヴァイスしてやってるのに!」と憤怒する人がいますが、これは「この人は自分を頼りにしている」という思い込みと期待からくるものです。どんなに仲良くなっても色々な可能性があることを認識しておきましょう。