なりたい自分になれない人が試すべき自己肯定テクニック
人は「ダイエット」や「営業成績アップ」しいては「収入のアップ」、「結婚相手を見つける」など、何かしらの目標を持っているかと思います。また、イチローの様に設定したゴールを確実に達成する人も存在します。彼らと凡人の違いはどこにあるのでしょうか。そのカギは「自己肯定能力」に関係していると言われています。最近ではアファメーションという呼ばれ方で急速に広まりつつありますが、いったいどういう方法なのでしょうか。
なりたい自分になるための自己肯定テクニック
多くの人がなりたい自分になれないのは、「自己否定感」が邪魔しているからと言えます。「家を建てたい」「年収3億円くらいになれたらな」などという願望を抱きながらも、「自分にはなれっこない」という自信のなさも自己否定です。アファメーションでは、そういった自己否定を一切せず、できると自分に訴えかけることに集中します。もっと言えばこれだけでゴールは達成できるのです。書店などで並ぶ自己啓発書籍などにも「願望は紙に書く」「願望は宣言するべき」などと書かれていますが、正確にいうと、願望ではなく、「年収3億円が本来あるべき姿」と設定することが重要なのです。
顕在意識ではなく潜在意識が重要
セルフイメージという言葉を聞いたことがあるでしょうか。人間は誰でも(頭でぼんやりと浮かんだものも含めて)いくつもの言葉で思考をしています。例えば、怒鳴られて「はい!」と反応したとき、「自分はこういう臆病な人間だ」というイメージを自分で再認識します。これの繰り返しで、臆病な人間はどんどん臆病になり、気の強い人間はどんどん強くなります。これらの循環をコントロールしていくためには、潜在意識に「自分はこういう人間だ」という、理想の自分像をインプットしていく必要があります。
そのために「私は年収3億円ある」という言葉を毎日発する必要がありますが、なかなか実践できる人は少ないものです。しかし、これを毎日行うことで、ある時点から、変化が訪れます。「何で俺はこんなところに住んでいるんだ」「こんな場所でこんな仕事をしている場合じゃない」と、潜在意識が居心地の悪さを訴えるのです。人間の行動原理というのは、実はほとんどが潜在意識が動かしいてるため、毎日「なりたい自分」「本来の自分」のイメージを言葉に出すことは非常に重要なのです。