リノベーション?
近頃よく聞くリノベーションとは、一体なんでしょうか? リフォームとの違いが分からず物件探しで困惑していると言う方も多いと思います。そこで今回はリノベーションとリフォームの解説。そして予算にまで言及することで役に立ってもらえたらと思います。
リノベーションとリフォームの解説
・リノベーションとは
元々建物自体に内装や間取りはもとより水回りやガス、電気なども含めて大幅に工事をすることです。ちなみに英語で「renovation」と書きますが、刷新や修繕などの意味があります。なお建設業界ではその元々の建物にプラスの価値を生み出すと捉えているようです。
・リフォームとは
リフォームも古い内装や設備、間取りを大幅に工事をすると言う意味があります。またリフォームは入居前の状態に戻したり建物全体を替えるだけではなく、老朽化や汚れたり壊れたりしている一部分を直すと言う意味もあります。ですのでリノベーションは全て。リフォームは全てもしくは一部と捉えてよいと思います。
ちなみに「reform」と書きますが和製英語なので外国人に対し無闇にて使わないように注意して下さい。
予算は?
それでは新築とリフォーム、そしてリノベーションの予算はどのくらいになるのでしょうか?
同じような条件子供のいる4人世帯を条件にした場合、次のように言えるようです。
新築をした際の必要は約4500万円。リフォーム約3500万円。リノベーションだと2500万円となります。
リノベーションの場合は元の建物の解体や新築費用も含まれていますが、新築と違って土地の購入費用が発生しません。またリフォームだと古くなった部分を調べて新しくするので、思わぬ修理箇所が発生して費用が膨れ上がる可能性があるとのことです。
ですのでリノベーションの場合は、全体を替えるのでその分予算が明確になると言えるかもしれません。
また新築なら既に出来上がっている物件なら間取りなどの自由はありませんが、リノベーションなら自由です。もちろん実際どのくらい安くなるかは一概に言えませんが、リノベーションやリフォームの場合、土地の購入費用が発生しないと言うのは説得力があります。
共有部分の配線や配管は変えられません
またリノベーションでは、マンションなど配線や配管の他の住民と共通部分は変えられません。リノベーションや新築の物件なら勿論そう言った部分も新しくなりますが、古い配線や配管など気にする場合は新築が良いかもしれません。