平成の恵方巻は「何でもアリ」

毎年、節分の時期になると、デパートやスーパー、コンビニなどに、いろいろな種類の恵方巻きが並びますが、なかには、ホットケーキミックスでケーキ生地を作り、生クリームとフルーツを入れて巻くといった、スイーツタイプの恵方巻きもあり、色とりどりのフルーツが魅力的です。
肉巻の恵方巻き
寿司の恵方巻きは大きく、食べ切るのが大変ということもあり、「肉巻」を恵方巻きの代替として食べる家庭もあるようです。牛や豚の細切れなど、薄く切られた安いお肉で牛蒡や人参、チーズなど、好みの具材を巻いて焼くというものです。味付けは醤油・砂糖・みりん・酒・鷹の爪の甘辛タレを絡めていますが、これも、お好みで中華風や洋風にするのもアリです。恵方巻きのように長くないので、一つ一つがすぐに食べられるサイズでオススメです。サンドイッチタイプ
また、サンドイッチ用のパンにハムやチーズや玉子などを乗せて巻く洋風の恵方巻も人気です。洋風の恵方巻で変わったものといえば、「伊勢エビ」を使った恵方巻きです。海老好きにはたまらない一品でしょう。そのほか、牛肉やフォアグラを使ったものや、「あんこ」を入れるスタイルなど、ベースをパンにすることで、何でもありとなります。その上に、カットしたバナナ、イチゴ、キウイをのせて巻くと、ロールケーキ風の恵方巻の出来上がりです。
「手抜き」な恵方巻き
小さいお子さんがいる過程では、やはり「子供が好むようなもの」が人気です。忙しいお母さんでも簡単に作れる「焼きそばロール」や「キムチ+チーズロール」の恵方巻きを作るところも増えています。焼きそばロールは、ごく普通の「ソース焼きそば」に、マヨネーズと「カイワレ大根」を加えることで、一風変わった料理となります。キムチロールは「海苔」、「酢めし」、「薄いチーズ」、「キムチ」の順で巻くだけの、非常に簡単な 恵方巻きですが、これが意外にも子供に人気のようです。具材は何でもあり!

使用する具材も、海鮮、肉類、野菜、スイーツやジャムなど、とにかく何でもOKです。自分の好きな具材を、好きな量だけ巻いてかぶりつくというスタイルなら、大人も子供も楽しめて盛り上がるかもしれません。