日本語版ビジネス用語

社会人として必死に様々なことを勉強して、意味の知らない基本的なビジネス用語が多い。そんな方もいると思います。今回はそんな日本語のビジネス用語に焦点を当て解説していきます。
直行と直帰

直行とはどこにも寄らずに会社や営業先など目的地に行くことを指します。例えばマクドナルドで腹ごしらえせず会社に行くことや、営業用の資料を買わずに出向かうことも直行となります。
また直帰は仕事が終了したら会社に一端戻ることはせず、そのまま家に帰ることを指します。直行は自由行動の時間がない分苦痛に感じられますが、直帰には希望が感じられます。
二八

二八とは売り上げ日が落ちるとされる2月・8月の時期を指します。「今は二八だからこそ踏ん張らないと駄目」とも使われますし、また売り上げ日が落ちると言われる時期は、会社によって違うので「今は五十日だから売り上げは落ちるの」とも言われます。
とりあえず迷信でもなんでも会社によってそう言う時期があるんだと解釈しましょう。
取り急ぎ

これはプライベートシーンでよく使っていたり、人が使っていると言う人も多いと思います。
メールなどの連絡で「もっときちんとコミニュケーションを取るべきだけど、そう言う時間がない。『確認した』と言う要件だけ伝える」と言う時に”取り急ぎ”が使われます。
また「取りあえず急いでやって」と言う意味もあり、添付ファイルの確認など見てほしいものを相手が見たか不安だから、その要件だけでもいいから伝えてと言うのもあります。
投げといて
この言葉にびっくりした方もいると思います。「投げる」や「捨てる」と言う意味ではなく、ようするに渡してと言う意味です。「メール投げといて」とよく使われますが、「他のものも投げといて」とも言われます。
この投げといては福井地方で使われる方言でもあるようで、方言から来ているビジネス用語なのかもしれません。
ケツを持つ
あまり使われたくないビジネス用語です。要するに責任を持つと言う意味で、作業の一番下の部分を指します。責任は『アタマが持つ』べきかもしれませんが、例えトップが責任を持つとしても「ケツを持つ」と言われると考えられます。