負けず嫌いとは

負けず嫌いとは人よりも自分が勝っていないと気が済まない。結果が自分が思っているよりも出ないことを嫌う人のことを指します。負けず嫌いは欲張りでもあると言え、例えば相手が自分よりお金を持っていたら嫉妬したり、能力が自分よりも高かったらそれよりも上になろうと努力したりもします。
また負けず嫌いは何かしら比べるものがあることが特徴です。それは相手だったり自分の理想とする能力でもあります。だからもしそれが見つからなくなると、続けるのを辞めたりします。
また嫉妬するだけで何もしないのは、それは「負けているのが続いている状態」に浸っているだけで「負けているのが嫌い」にはなりません。
負けず嫌いは自己暗示をする

本当の負けず嫌いは「負けているのが続いている状態」を何とかしようとするので、その分粘りがあったり逆境に打ち勝とうとします。だから自己顕示をします。例えばわざと目立つ行動をしたり自己主張もしたりします。行動は自分に跳ね返ってきますので、これをすることで自分を認め自分に自信を付けたりします。
だからこそ周りが見えないこともあります。その為に競争している相手から嫌われたり、相手のほうから邪魔だと思われもします。
そうならないようにする為にも我が身を振り返ることも大切です。 ところで負けず嫌いは一流のスポーツ選手に多いとのことです。我が身を振り返ったら恐らく、落ち込んで何も行動できない時間が出るかもしれませんが、その後は人知れず努力していくのも一流の場で活躍している負けず嫌いの特徴と言えるかもしれません。
一流になれる負けず嫌いと二流以下の負けず嫌い

実際、スティーブ・ジョブズなど一流の企業家も負けず嫌いと聞きます。ただ「負けをいつまでも認めない」わけでなく自分の試していることが間違っていたなら早くそれを認めて、次の行動に移ったようです。切り替えが早いとも言えますし、一流になれる負けず嫌いと、二流以下の負けず嫌いの差は負けを認めたとしても挫折せずすぐに行動するか、挫折して行動しないかかもしれません。
以上、負けず嫌いについて大雑把な例を紹介しましたが人間はみな負けるのが好きではないと思いますし、何かしら負けず嫌いの部分があります。それに対してどう立ち向かい、どう行動していくかで成功の道が開いていくかと思います。