世界中が熱狂、ローグライクとは

多くの人が熱中するゲームジャンルにローグライクがあります。果たしてそのローグライクの魅力とは!?ローグライクとはプレイする度に地形が変わるRPGのことを指します。元々は1980年に発売されたダンジョン探索型RPGのローグ(Rogue)から来ています。ローグでは主人公を操作しダンジョンを奥深く進み、道中の敵を倒したりアイテムを手に入れたりすることで主人公を強化し、さらなる強敵に挑みます。
アクションゲームと違い雑魚キャラはプレイヤーの行動に合わせて動いたりするので、冷静な選択が求められます。他には途中で倒れたりダンジョンから一旦引き上げたりすると、最初にプレイした状態の強さに戻るなどの特徴があります。
ローグライクはそれらの特徴を引き継いでいるゲームジャンルとなります。
ローグライクはサバイバル

ローグライクは基本的にドラゴンクエストのような広い世界を旅したり、町や村がいくつもあるわけではありません。基本ダンジョンの中にこもりっぱなしになるので、プレイヤーのHPも段々減っていき、それを回復する便利な薬草などのアイテムも底を尽き追い詰められたりします。
つまりはローグライクは限りある資源で生き抜くサバイバルと言えます。時には強敵に遭遇し大抵は逃げないといけませんし、逃げ切れない内に攻撃されて死亡と言うこともあります。しかし強力なアイテムをゲットしてからのダンジョンからの帰還は、格別なものがあります。
ローグライクはリアルで例えると初心者用に整備されていない、ガイドもいない危険な山登りをしているような感覚です。もちろん幾らゲーム内の主人公がやられたからと言って、実際の命まで取られることはありません。ですのでそのスリルを求めて多くの人がローグライクに熱中しています。
ウィザードリィとは違います

ちなみにダンジョン探索RPGと聞くとウィザードリィを思い出す人もいると思いますが、あれもローグライクとは違います。ウィザードリィの場合はダンジョン地形がランダムに変化することなく、だだっ広い何もわからない空間を自分で把握していきます。リアルで言うなら何も知らない場所に行って、「ここに○○がある。引き返して次来る時はここを目印にして」と自分で地図を作成していきます。 ローグライクの場合はランダムなので地形を覚える必要が全くありません。行った箇所は自動的にマッピングされますが、まさに一寸先は闇の状態の中突き進んでいきます。