リアルスティール
監督:ショーンレヴィ/主演:ヒュージャックマン
見どころはとにかく主人公とその子供の熱い父子関係です。最初は一文無しで借金ばかり繰り返し、踏み倒す、ろくでなしとして主人公が登場します。ロボット格闘技にほぼ中毒となっていた主人公(チャーリーケントン)はある日昔死別した彼女の息子と10年ぶりに再会します。そこで初めて彼に父親としての感情が芽生えます。それから息子(マックス)と共にロボット格闘技に悪戦苦闘し、最終的に宿敵ゼウスとの戦いに勝利し、ハッピーエンド。段々とチャーリーが人間的に成長していき、優しい父親としてマックスと関わるようになります。胸がスカッとするような映画です。この映画はくじけそうになった時、落ち込んでいるときに見ると救われます。
『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
監督:トッド・フィリップス/主演:ブラッドレイ・クーパー
結婚を二日後に控えたダグが、独身最後の夜を楽しもうと親友二人&義弟と共にラスベガスで飲み明かします。翌朝、強烈な二日酔い(ハングオーバー)で目覚めると、部屋の中にはなぜか虎と赤ん坊が。そしてダグが行方不明になっている事に気付いた三人は大慌てで街中を探し始めます。自分達のバカ過ぎる前夜の行動を深く反省しながら記憶を辿るストーリーですが、やはり気になるのはあの謎の男、チャウ。大人気につき、二作目以降も登場することとなる重要人物です。仕事に疲れた、もう年かな、などと日々憂鬱に思っている男性達にぜひ観て笑って頂きたい映画です。
ウォークザライン君に続く道
監督:ジェームズマンゴールド/主演:ホアキンフェニックス
見どころはなんと言っても実在した伝説のロックミュージシャン、ジョニーキャッシュの半生そのものです。彼は幼い頃に兄を事故でなくし、そのことを激しく父に責められます。そして結婚したあと電化製品のセールスで生計を立て、日ごろから夢だったロックミュージシャンになるべく、仲間内でバンドを組み、オーディションを受けます。苦し紛れで出した自作の曲が功を奏しプロとしてデビューします。そのころから麻薬中毒になり舞台で倒れます。またちょうどそのころに出会う歌手ジューンカーターに彼は救われます。麻薬中毒で自暴自棄となった彼を救ったのです。自信をなくしたときに見ると勇気が出ます。私はこの映画で何回も号泣しました。