心の栄養は映画から補給
最近、仕事に追われて喜怒哀楽が平坦になっていませんか?感動的な体験をすることによって、人を思いやる気持ちが生まれたり、自分の置かれた環境に感謝する心が生まれたりもします。もちろん、映画を観ることでも大きな感動を味わえます。ここでは、「最近感動していない」という人に向けた、オススメの洋画を紹介します。
タイタニック
監督:ジェームズ・キャメロン、主演:レオナルド・デカプリオ
タイタニックのみどころは主役の青年ジャックと大富豪の妻としてタイタニック号に乗った2人が愛し合うシーンです。タイタニック号をリアルに再現した場面は当時の富裕層の生活や人間関係などがよく分かり華やかな雰囲気を感じます。またジャックとローズのダンスシーンや船内を探検するシーンは軽やかで躍動的な雰囲気を味わえます。また2人が見つめうシーンは2人の言葉にならない愛の感情や運命を感じ得ます。また、ローズのためにジャックが命を懸けて守るところはとても心に響くところがあります。
奇蹟/ミラクル
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監督:ジャッキー・チェン、主演:ジャッキー・チェン
ジャッキーチェン、監督主演の映画としては、アクションよりも内容重視の映画になっています。見どころとしては、わらしべ長者のような内容で、田舎から来た青年が、ひょんな事からマフィアのボスになり、仲間や周りを巻き込んで、最初は小さなデマだったことが、
どんどん大きくなり、それが現実に変わっていく感じを、笑いを交えながら、真剣に作っている所です。もちろん最期は、感動で涙がとまりません。ジャッキーのアクション映画を見飽きた人や一風変わった映画を見たい方におすすめです。
インセプション(2010年)
クリストファー・ノーラン監督、レオナルド・ディカプリオ主演。「他人の頭の中に侵入してアイディアを盗む」と聞いてもピンときませんが、「夢のなか」という、人が一番無防備になる状態を狙い、潜在意識に入り込みアイデアを盗み出すという犯罪のプロ集団が主役です。普段は、人のアイデアを盗むことを生業にしている彼らが、「潜在意識に入り込んで、とある考えを植えつける」という難易度の高いミッションに挑戦します。誰もが想像したことのある、「夢の中に入り込めたら」という設定を見事に映画化しています。第一層、第二層と、「夢の深さ」が変化していくため、「今、主人公たちはどこにいるの?」と、見ている側も頭を使い、非常に楽しめる映画です。キーマンとなる渡辺兼の存在感も見どころです。