Amelie
監督:ジャン=ピエール・ジュネ、主演:オドレイトトゥ
アメリはフランスモンマルトルが舞台の映画で、とにかくお洒落でかわいくファンタジー。
夜ゆっくり休みたい時にワインとつまみを一緒に観るのがおすすめです。アメリは好きな人と嫌いな人好みがはっきり別れる映画ですが、はまったら何度も見てしまう中毒性のある映画です。見所は、引きこもりに近いアメリがある日を境に世界が変わり外の世界に関わるようになり、世界が変わっていき周りにも影響を与えていきます。ある人に恋に落ちたアメリが謎解きのようにアメリがいたづらをしかけ二人の世界が混ざり合っていくところが見ごたえたっぷりです。男性でも女性でもこの映像もインテリアもお洒落なアメリの世界観にはまっていくでしょう。
フリーダ(Frida)
監督:ジュリー・テイモア、主演:サルマ・ハエックとアルフレッド・モリーナ
みどころは、芸術家であるフリーダとリベラが、芸術家同士であるが故に波瀾万丈な形で愛を育んでいくところです。大きな包容力を持っている一方で、女遊びに明け暮れるリベラと、それを分かっていながら一緒になり、喜びとそれと同じくらいの悲しみを体験するフリーダ。愛とはなんと難しくまた美しいものなのか、芸術とはいかに矛盾に満ちているのに美しいものなのか、考えさせられます。ありきたりな日常にまたはありふれた愛にちょっと疲れた時には、こういう映画を見て、心の世界を広げるのもとても良いと思います。また、メキシコの絵画芸術の巨匠二人のことについて知るためにも、とても役に立ちます。
パフュームある人殺しの物語
監督:トム・ティクヴァ、主演:ベン・ウィショー
生まれつき天才的な嗅覚を持ち、香水の魅力に取りつかれた、ある男の物語です。この映画は、あまりに過激なストーリーであることから公開後にクレームが殺到したという問題作でもあります。賛否両論が分かれるこの映画は、香水のために何のためらいもなく人を殺す主人公グルヌイユに対して感情移入しにくく「ただただ不愉快」という声が多く、そういった意味でも話題となりました。映倫規定ではPG-12指定となりました。見どころは、クライママックスの壮大な乱交シーンです。