パッチギ!
監督:井筒和幸、主演:塩谷瞬沢尻エリカ
30~40年以上前の京都を舞台にした、在日朝鮮人の当時の現状を、わかりやすく上手く反映している映画です。日本人の男性(塩谷瞬)と、在日朝鮮人の女性(沢尻エリカ)の、
人種差別、民族差別の強い時期にも関わらず、それを超えての恋愛ドラマは、見どころです。特に若き日の沢尻エリカの、魅力たっぷりな演技は、見ものです。また最期は、涙なくては見れません。今現在60~70代の方々には、昔を思い出しながら、ご覧いただきたい
おすすめの映画です。
キサラギ
監督:佐藤祐市、主演:小栗旬
マイナーアイドル如月ミキが自殺。その一周忌に5人のファンが一つの部屋に集まります。途中から如月ミキがどうして死んだのかという話題に変わっていき、5人だったからこそ導くことが出来た答えにたどりつきます。
この映画の見どころは、なんといっても伏線の多さです。所々にヒントが隠れていて、最後になるにつれ、そのヒントの答えが現れてきます。色々なことが複雑に絡まり、その結果、最後にはとてもスッキリと解決するのです。コメディー要素も強くみんなで楽しく見れます。そして、大切なことも教えてくれたような気がしました。本当に面白い映画でお気に入りです。いつでも見られます。ぜひ見てみてください。
男はつらいよ
監督:山田洋次、主演:渥美清
主人公である車寅次郎(通称・寅さん)の自由な生き方や、破天荒ではあるが、発せられる言葉やお人好しな人柄には温かみを感じる。
実家に時々帰れば、おいちゃん(寅さんのおじさん)や実家の裏の工場の社長と口喧嘩することもあるが、掛け合いがコミカルで見ていて気持ちが良い。全国各地を自由に巡る生き方も興味深い。
人間関係や社会や世間体、固定観念に縛られて疲れた時に観るのがオススメです。
周りや社会に縛られない寅さんのセリフに、心が和らぐかもしれません。
東京タワー・オカンとボクと時々オトン
監督:松岡錠司、主演:オダギリジョー
オダギリジョー主演となる「ボク」を主軸にした、「オカン」が癌を再発し、亡くなるまでの「オカン」への思いと回想を映画にした作品です。実際に母親を亡くす時の立場で映画を観ると、涙なくては見れない映画です。母親をはじめ、家族を大切にしたい思いが強くなります。見どころとしては、ストーリはもちろんですが、若き日の「オカン」が現在の「オカン」役の樹木希林に、大変似ており、より臨場感をもって見れる所です。もう一度家族というのを考え直すにはオススメの映画です。