暴飲暴食はストレス解消にはならない

男性も女性も、ストレスが溜まると暴飲暴食に走る傾向にあります。「食べることをストレス解消のイベント」の様に位置づけてしまいがちです。実は、その行動は心のストレスは解消できるかもしれませんが、アルコールや糖分、脂肪分の取り過ぎにより、身体とっては大変なストレスとなります。
運動こそがストレス解消と疲労回復のカギ

ストレスにも疲労回復にも、運動は良い効果をもたらすことはよく知られています。どんなエクササイズでも、初めきつく感じますが、慣れると少しずつ気持ちよくなってきます。特に運動後は気持ちよく感じやすいはずです。初めから「運動はきついからやらない」と拒否する方は、ジョギングやウォーキング、ラジオ体操などの軽い運動から始めるとよいでしょう。ジョギングやウォーキング、ラジオ体操はいつでもどこでも一人で出来る点がメリットです。
まずは軽いエクササイズから

初めからきつい運動やスポーツをすると長続きせず途中で辞めてしまいますが、軽い運動からはじめ、「物足りないなぁ」と感じれば、じょじょにレベルを上げていけばよいだけのことです。ジョギングやウォーキングは天気が悪いと「できない」と考える人もいるかもしれませんが、そうではありません。人間はすぐに自分に甘くなりがちなので、「今日は雨が降っているからウォーキングできないので、休もう」と考えがちです。
また、家の中でもいくらでも運動は出来ます。例を出せば、道を歩かなくても「その場で膝を高く上げて足踏みをする」これだけでもウォーキングと同じぐらいのカロリーを消費します。カロリーが消費すれば太ることがなくなるので、身体への負担はなくなりますが、注意するべき点として、「楽しくなってやりすぎない」ことです。何事もやりすぎるとケガや病気につながりますが、これは運動だけでなく食事も同じことが言えます。
運動もお酒もほどほどに

お酒の飲み過ぎ、高カロリーなものを食べ過ぎなども同じです。そのようにするから高血圧、糖尿病が増えて、そこから脳や心臓に負担をかけて脳梗塞、脳出血、心筋梗塞などの病気になる方が増えている証拠です。脳梗塞、脳出血、心筋梗塞はあてはまらない方もいますが、「わがまま病」とも言われています。「わがまま病」とは、血圧が高いのにお酒や辛い物を好きだから食べてしまったり、血糖がものすごく高いのに甘いものを多く食べてしまったりする方です。こうして見るとどうしても、運動もそうなのですが「自分に厳しくできない」のが病気の始まりのような気がします。
とにかく、やりすぎは身体に負担をかけるので気をつけて行いましょう。「心身の疲労回復のコツ」は身体を動かしてきつくない程度に楽しいことをするという事です。好きになるためには、挑戦してやってみることです