歪んだ姿勢は万病のもと

お年寄りを見てみると、腰が曲がった方が多いことに気づきます。しかし歪んだ姿勢は健康に悪く、不調を引き起こすこともあるんです。今回は、姿勢が悪いとどうなるのか、そしてどうすればきれいな姿勢になれるのかをご紹介します。
背筋を伸ばさないとどうなる?

姿勢が悪いと、内臓があるべきところにとどまれません。曲がった位置で固定されてしまい、本来の力を発揮できません。これにより代謝が悪くなり、肥満の原因になります。
また、肩こりや腰の痛みも引き起こします。姿勢が悪いと本来使うべき筋肉が使われず、一部に負担が集中するのです。これによりコリや痛みが生まれます。
最近不眠に悩んでいる方、実はそれ、姿勢が悪いのが原因かもしれません。ゆがんだ姿勢で疲れた体は、ベッドに入ってもなかなかストレスが緩和されません。そのため、体は疲れているのに眠れないという状況を引き起こします。また、不眠が続くと精神的にもダメージを受けてしまうのです。
それに、見た目にも悪いですよね。姿勢が悪い人に対しては「実力がなさそう」「自身なさげ」といった印象を持つもの。人から過小評価されないためにも、きれいな姿勢を学びましょう。
背筋を伸ばすための秘訣

姿勢をきれいにしようとしても、変なところに力が入ってしまったり、場合によっては痛みを感じたりすることも。きれいに伸ばすには、「天井から伸びた糸が頭のてっぺんにつながっていて、それにぶら下がっている感じ」をイメージするのがコツです。
また、一度膝立ちをしてみるときれいな姿勢がわかります。猫背を気にして背中をそらせすぎないように、まっすぐ立ってみましょう。
また、ヨガやストレッチも効果的です。背中を伸ばすようなポーズや背中の筋肉をつけるトレーニングを続ければ、自然と普段の姿勢もきれいになります。
きれいな姿勢でかっこよくなろう

きれいな姿勢を保てれば、それだけでかっこよく見えるもの。それに、健康的な体も手に入れられます。毎日の積み重ねが大切ですから、日々姿勢に意識を向けてみてください。