低血糖

眠気が来る原因として低血糖があります。低血糖は一見糖尿病の人がかかりやすいと思いがちですが。健康状態の人でも低血糖になり得ます。
その低血糖になる条件は糖分が足りないことで起こります。普通は血糖値が足りなくてもホルモン分泌で血糖値が低くなり過ぎないように調整されますが、糖分が足りずに血糖値があまりにも低いとホルモン分泌で補えなくなります。
また低血糖だと動悸や冷や汗、手指の震えなども起こり得ますので眠気以外にもそれらに心当たりのある人は、注意をした方が良いです。
低血糖の予防には食事と食事の間の時間を長くしすぎないことが大切です。一日三食は勿論、おやつも昼に2、3回はさみ、さらには寝る1時間前におやつを食べると低血糖になるのを防げます。
必要以上に眠り過ぎてしまう

必要以上に眠り過ぎると浅い眠り(つまりレム睡眠)が多くなり、しっかり眠っていないと言う実感が身体の方にも覚えてしまいます。
すると身体が眠気を求めてしまうのでずっと眠たくなります。また残念ながら加齢も眠気の原因にあたります。中高年になれば夜中に目が覚め眠りも浅くなってしまい、思わず長時間眠ってしまいます。特に40代以降になれば体内時計も大きく崩れていき、睡眠ホルモンであるメラトニン減少が起きます。
必要以上に長時間眠らないようにするには、自分の最適な睡眠時間を把握するのが大切です。6時間~7時間半とも言われていますが人によって最適な睡眠時間が違うので自分で掴んでいく必要があります。
そのためには睡眠時間と起床時間をしっかり決め試していきます。そうでないと正しいデータが取りづらくなるからです。
心の病気が原因

一日中眠いのは心の病気が起因していることもあります。特にうつ病は気分が沈んでいるだけでなく、朝異様に起きづらくなったり、どんなに寝てもちゃんと眠った感じがしなくなります。
また中途覚醒と言って夜間に何度も目が覚めたり、寝付けられなくなる入眠困難などもうつ病には起きやすく、それらが一日中の眠気となってしまいます。
対策としてはやはりうつ病を治すことですが、それには薬を使わない方が良いです。なぜなら薬には副作用として眠気を引き起こすこともあり、うつ病の睡眠障害を助長することも考えられます。ですので薬を使わないうつ病を治すお医者さんを探す必要があります。