根性論とは

"根性論(こんじょうろん)とは、苦難に屈しない精神=根性があれば、どんな問題でも解決できる・またはどんな目標にも到達できるとする精神論の一つ。 人間の限界を引き上げるものとする考え方の一方、近年では、軍国主義の精神論に近い人間の尊厳を軽んじる思想として厳しく批判されるなど、その賛否は大きく分かれる
"引用元:根性論- WikipediaURLhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E6%80%A7%E8%AB%96
根性論は洗練された日本において古く感じられるかもしれません。自分自身が根性論でなんとかしたいと思っていても、相手から理解されないこともあります。 例えばドクターストップがかかっているのに、その試合で役に立ちたいからと無理を利かして出場したいと言う場合、「いや、やめろよ」と相手から言われます。 また部下自身が根性論で仕事を片付けたい場合でも、その体調を崩すなどしっぺ返しが来たらその責任は、部下を管理している上司にあると見なされます。
根性論の良い所は自身がきつい時に、自分で気合を入れて作業などに取り組める所にあります。
スポーツではフィギュアスケート選手の羽生結弦が試合直前の練習中にものすごいスピードで相手選手とぶつかったにも関わらず、試合出場を強行し銀メダルを取ったことがありますが、極端にいけばこうなりますし旗からみれば異様な光景にも感じえます。
根性論はパワハラになる

しかし根性論はそう言った結果を出すこともあるとは言え、人に押し付けるとパワハラにもなりかねません。実際柔道の世界では根性論を振りかざしたパワハラが横行していたようです。
選手がケガをしていたとしても無理やり練習に参加させ、時には「代表選手から外す」と言う脅し文句をかけついには不祥事問題として明るみに出たことがあります。
どんなものにも言えると思いますが例え根性論が一見立派であったとしてもその精神がどんなに純粋なものであっても、時が経ち根性論を唱える人が新たに出てきたら主観が入ることがあります。 例えば「この人は将来俺より能力が伸びそうで生意気だ」と嫉妬すれば、根性論を建前にして苛めることもありますし、どこかでか根性論を見直さなければいけない時期が発生します。
根性のさじ加減

根性論を見直す時期が今の日本ですし、根性論を強いることで自殺や過労死も発生します。根性を出さないと確かに結果が出ないことは多いのですが、その根性を出して後々自分が壊れないかで判断するのは、十分必要なことだと思います。