食べ物で薄毛を回避しよう
薄毛対策といえば、規則正しい生活や適度な運動、そして適切な食事。薄毛に効くと言われる食品は多々ありますが、実際に何を食べればいいのか分からないという人は多いのでは。
そんな悩める男性に、今回は薄毛に良いとされている食べ物と、悪い食べ物をご紹介します。また、食事のとり方についてもあわせて注意しましょう。
薄毛に効くと言われる食べものとは
納豆
もっとも薄毛にいいという説があるのが、大豆食品です。特に納豆は髪の主成分であるたんぱく質のほかに、納豆キナーゼという血流をよくする成分も入っています。そのため頭皮の血行がよくなり、よりよい髪を育てる土壌が作りやすいのです。
ナッツ
納豆同様、髪の素となるたんぱく質が豊富で、ビタミンEもたくさん含まれています。ビタミンEは毛細血管を広げて、栄養素を十分に頭皮にいきわたらせる効果があるとのことです。
海苔
意外にも、海苔には豊富なビタミンCが含まれています。これにより丈夫な頭皮が作られるうえ、ストレス性の抜け毛に対しても効果を発揮すると言われています。
長芋
長芋は多くのコラーゲンが含まれています。コラーゲンは健康的でハリとツヤのある髪の毛を作り出し、育毛に一役買ってくれる成分です。
避けた方がいい食品を知ろう
バター
バターを食べ過ぎると、過剰に皮脂が分泌してしまいます。これにより頭皮が脂っぽくなってしまい、毛穴詰まりを起こしてしまうのです。不衛生な頭皮環境は薄毛の原因の一つとされているので避けましょう。
アルコール
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肝臓は髪の毛の素となるたんぱく質を作る機能があります。しかしアルコールが体内に入ると、その分解を優先させます。その結果たんぱく質作りまで手が回らなくなってしまい、髪の毛の素が少なくなってしまいます。
ジャンクフード
多くのジャンクフードは大量の油分が使われており、バターと同じく頭皮を脂っぽくしてしまいます。さらに脂質がAGEという物質に変化し、コラーゲンを阻害してしまう可能性が高いのです。
食べ方にも注意せよ
薄毛対策には、食品選びだけでなく食べ方にも注意が必要です。まず、ダイエットによる食事制限はやめましょう。摂取する栄養が減り、それは健康維持に優先的に使われます。そのため発毛や育毛は後回しになり、薄毛の原因となるのです。
また、22時~4時に食事をとるのはやめましょう。この時間は育毛に影響するホルモンが作られるはずですが、食事をすると消化に集中してしまい、血流が頭皮に行き届かなくなってしまいます。
頭が寂しくなる前から気をつけよう
ここで紹介したコツは、髪の毛が減ってきたなと思ってからはもちろん、そうした症状が出る前から予防の意味でおさえておくといいでしょう。薄毛でも魅力的な男性はたくさんいますが、ふさふさでいたいと思う方は日ごろから気を付けてみてください。