けっこう目立つワイシャツの下
職場の飲み会や真夏の会議、棚卸しの時期など、男性にはスーツのジャケットを脱ぐ機会がたくさんあります。そして、汗ばむと目立ってしまうのが、それぞれのワイシャツ下のスタイルです。ここでいうワイシャツとは、あくまでも通常はジャケットを着るのが前提のワイシャツのこと。クールビズ対応の、透けない生地は省きます。
男はワイシャツ下に何を着るべきかという問題は、女同士でも賛否の分かれる話題のひとつです。たいていは、結局Vネックのアンダーシャツが無難なんじゃないの?という結論に落ち着くのですが、その理由をまとめてみました。
ワイシャツは下着、アンダーシャツは肌着
本来スーツのジャケットは人前で脱ぐものではなく、ワイシャツはあくまでも下着という扱い。下着に下着を重ねるのはおかしい。女性も、この理屈は分かっています。ただ、ワイシャツ自体が日本古来のものではありません。西洋諸国に比べ、日本は圧倒的に湿度が高いという事実を忘れてはいけません。
湿度が高ければ、汗をかくのが当然です。だからこそ、ワイシャツという下着に加えて「肌着」という存在も必要になってくるはずなのです。
世代的なカルチャーの違い
彼氏や夫に「乳首が透けるよ」という理由を述べると、30代なら抵抗なく受け入れてもらえます。ただ、興味深いことに一部の40代以降は、頑固に素肌にワイシャツを続けようとします。彼らには、乳首よりもっと大切な思い入れがあるようです。
それは、少年時代のノスタルジックな思い入れ。中学高校時代、制服のワイシャツから肌着が透けている奴はダサいという風潮があり、そのまま固定観念が固まってしまったのでしょう。あくまでも素肌派にこだわる上司は、このタイプなのかもしれませんね。
ワイシャツに似合う肌着
女性としては、乳首が透けている男性に比べたら、肌着が透けている男性のほうがずっと好感が持てます。とはいえ、肌着の色やデザインも大切にしてほしいところ。どんな人にも似合う肌着を考えてみましょう。
基本色は白、ベージュ、ライトグレーです。黒などの濃い色は、暑苦しいので避けたほうが無難です。どんな襟のデザインにも対応できるため、Vネックがベスト。ノースリープやタンクトップは、マッチョな人なら問題ありませんが、スリムな人だと要注意です。透けるとかえって、肩の華奢さが際立ってしまいます。