ルイ・ヴィトンの始まり
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ルイ・ヴィトンは立ち上げた人物の名前です。そのルイ・ヴィトンは元々、フランスとスイスの国旗付近のジュラ地方のアンシェイ村で生まれました。
12人兄弟の一人だったのですが14歳の時に母親といざこざを起こし、家出当然に村から出ることになりました。
そしてパリに荷造り用木箱製造兼荷造り職人の見習いとして働き始めました。やがて彼は職人としてめきめき頭角を現し、フランスのナポレオン3世の皇妃から注目されるようになりました。
そして33歳の時に独立し、パリの高級街に世界初となるトランク専門のお店を立ち上げました。これが「ルイ・ヴィトン」の始まりです。
ちなみにナポレオン3世の皇妃からは旅行用衣装箱を発注されたのですが、スカートを膨らませるのに針金を使っていたので旅行用トランクは必須だったようです。
それもあってルイ・ヴィトンがナポレオン3世の皇妃から注目されたのかもしれません。
ルイ・ヴィトンの定番商品
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ちなみにルイ・ヴィトンの定番商品としては、アイコンバッグのスピーディーなどがあります。次々と新シリーズが登場している、ファッション性の高い商品になっています。
取り外し可能なストラップの付いたスピーディー・バンドリエールや、スピーディーの中で特に人気の高いスピーディー・バンドリエールなどがあります。使われている定番柄もモノグラムやダミエ、ダミエ・アズールやモノグラム・アンプラントなど色々あります。
ちなみにこのスピーディーを男性が持ち歩くことの是非としては、それほど白熱した議論は見受けられませんでした。ただスピーディーに限らず、かなり小さいバッグを男性が持つのは不自然かもしれません。
(スピーディーの写真が見つからなかったので、そう言った小さめのルイ・ヴィトンのバッグの写真を載せています。)
メンズにもしっくり来るモノグラムの由来
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ルイヴィトンのメンズ定番商品はショルダーバッグや上のトランクなど色々ありますが、定番柄のモノグラムももちろんよく使われています。モノグラムは男性にもしっくり来るデザインと同時に、ルイヴィトンの代名詞とも言えます。
しかしそのモノグラムが最古の柄と言うわけでなく、ダミエ柄がそれに当たります。LとV、花と星を組み合わせたそのデザインは氾濫していた模造品対策のために生まれましたが、残念ながらこのモノグラムも模造されることになりました。
ちなみにこのモノグラムは、ヨーロッパで席巻していたジャポニズムの流行を、2代目社長のジョルジュが日本の家紋から着想を得るとして取り入れたものです。