一度に使えるのは3色まで
私服のコーディネートを考える時、絶対に守ってほしいルールがあります。それは、「取り入れる色は3色まで」というものです。個性派ファッションを目指すなら別ですが、たいていの場合4色以上が混在すると、統一感がなく「ダサい」と思われがちです。
特に30代、40代の男性が4色以上使うと、ファッションセンスのないおじさんだと判定されてしまうでしょう。それでは、どんな3色を使えばオシャレにまとめるのでしょうか。ここでは季節感を大切に、どのシーズンにどんな色を着るべきかをご紹介します。
春はポップなイメージでまとめる
春にオススメしたいカラーは、ピンク×ホワイト×グレーです。男性がさりげなくピンクを使うととてもポップなイメージになり、暖かい春の訪れを感じさせます。(ピンクを使うファッションに抵抗がある方はこちらもご参照ください)←可能であれば以前書いた「使い方次第で若見え効果が! 大人の男のピンクファッション」をリンクで貼っていただきたく存じます
オススメコーディネートは、ピンクのシャツ、グレーのジャケット、ホワイトのパンツです。グレーの色が暗いと浮いて見える可能性もあるので、なるべく明るめのものを選びましょう。どうしてもピンクに抵抗がある方は、イエローでもOKです。シャツをイエローにするか、イエローのストールを使うといいでしょう。
爽やかな夏に取り入れたい色とは
暑苦しい夏に爽やかさを主張したファッションで決めるには、ブルー×ネイビー×ホワイトの組み合わせがピッタリです。空や海を連想させるブルーはそれだけでさっぱりとした印象を与え、ブルーとネイビーという同系色をあわせることで、簡単にオシャレ上級者ファッションになります。
ホワイトのシャツにブルーのジャケットをはおり、ネイビーのパンツをはけば、こなれ感のあるコーディネートの完成です。また、服装はブルーとホワイトでそろえ、クラッチバッグなどの小物にネイビーを持ってくるのもオススメです。
秋の落ち着きをファッションで表現
夏の暑さが過ぎ秋の落ち着きを迎えたら、ブラウン×レッド×グレーのスタイルを作りましょう。キャメルくらいの明るいブラウンだと、全体的に重い印象になりません。
明るさの違うグレーのシャツとパンツの上からブラウンのコートを着て、マフラーや靴などのでレッドの差し色を入れると遊び心があるファッションになります。落ち着いたビジネススタイルをお好みの方は、レッドの代わりにネイビーを使うといいでしょう。
冬に負けない明るさのファッションを
冬になり寒くなるのと、世間の人々のファッションは暗い色に落ち着いていきます。そんな時はオレンジ×ネイビー×ベージュの組み合わせで周りとの差をつけてください。
ダークオレンジのタートルネックにベージュのパンツをあわせ、ネイビーのコートを着ればほどよい明るさのあるオシャレな大人のコーディネートが仕上がります。明るいオレンジが着たい場合は、ボトムに持ってくると主張しすぎずちょうどいいでしょう。
3色づかいをマスターしておしゃれな大人の男性に
ここで紹介した以外にも、色の組み合わせは無数にあります。ご自身の顔立ちや体つきによって似合う色も変わってくるので、色々試してベストカラーを見つけてみてください。しかし、その時忘れてはならないのが「色は一度に3色まで」というルールです。センスのないおじさんにならないためにも、このルールは徹底しましょう。