喧嘩の延長で離婚するよりも恐ろしい「妻の計画的離婚」

突然ですが、夫婦関係は円満でしょうか。日頃から言い争いが絶えなかったり、妻からの不満が多い場合、他人事だと思わずに、夫婦関係についてよく話し合うことをおすすめします。「自分は離婚には縁がない」と思っていても、「離婚届にサインして」は突然やってきます。ここでは、離婚を考えている妻のとる行動として特徴的なケースをいくつか紹介します。
実家に帰る頻度が高くなった

結婚とは、新たな戸籍を設けてそこに根城を置くことを意味します。どんなことがあっても2人で作った家庭こそが「居場所」のはずです。しかし、夫の両親と同居していたり、子育てに忙しかったりすると、家庭といえども逃げ場がありませんし、息が詰まります。そうした妻の逃げ場となるのが「実家」です。実家では、夫に対する愚痴や子育ての愚痴など、自分の親には遠慮せずに話せます。夫の両親には気軽に「子供を預ける」ことができませんが、実家の母親なら、存分に甘えられます。夫婦喧嘩が続くと、離婚まではいかなくても実家に帰る頻度が高くなることがあります。すると、当然ですが、「居心地のよい」実家での生活に魅力を感じて、改めて「結婚生活を続ける意味」につい考えるようになるのでしょう。離婚の兆候かどうかを見分けるポイントとしては、「実家に連泊するようになった」かどうかです。一時的な実家帰りは、単なる息抜きやリフレッシュの意味でも、むしろ必要なことですが、連続で泊まるとなると、今度は「本来の家庭」に戻りたくない気持ちや事情があると考えるべきでしょう。
妻からの会話が減った

また、夫婦間で会話の量が減ることも、離婚のサインの一つです。通常、妻からヒステリックに不満をぶつけられているうちははまだ花とも言えますが、これは、まだ「夫婦関係を良いものにしたい」という期待からくるものです。何も期待していなければ、「道を歩いている人が自分に対して挨拶をしてこなくても、それは他人だし当たり前」と思う様に、不満に思うことは何もないはずです。つまり、女性にとって会話が減るということは「無関心」を意味します。「あなたに何も求めていない」という気持ちの表れですが、決して「夫に何の不満もなく満たされている」という訳ではありません。