いつでもどこでも腕立て伏せ!
だれもが知っている腕立て伏せ、基本的なトレーニングですが、バリエーションが本当に豊富で工夫しだいで本当に素晴らしいトレーニングが可能になります。
器具も不必要でいつでもどこでも簡単に行えます。
今回は分厚い胸板、理想的な胸筋を手に入れられるように腕立て伏せを徹底的に解説します。
胸筋を専門的にみると、胸部分の上部と下部、内側と外側と4つの異なる筋肉から出来上がっています。
少しの工夫で腕立て伏せでは、各部分を意識的に鍛える事ができるようになります。
Wide&Narrow
腕立て伏せは両手を置く位置を変えるだけで胸筋のどの部分を鍛えるかコントロールする事が可能です。
両手を体の真ん中に、親指と人差し指をくっ付けて三角形を作るようにして、両手をセットして腕立て伏せをしてみましょう。
内側の胸筋を意識的に鍛える事が可能になります。
反対に、通常の腕立て伏せの2~3倍程両手を置く位置を広げて行うと、外側の胸筋が鍛えられます。
Hands Up&Hands Down
今度は手の置き位置をおへその当たりにセットして下さい。
その状態で腕立て伏せをすると、胸筋の下側が鍛えられます。
胸筋の下部が鍛えられると胸筋が大きくみえるので、見栄えが良くなりますよ。
反対に両手を頭より上にセットして腕立て伏せを行うと上側の胸筋が強化されます。
腕立て伏せではまだものたりない?逆立ち腕立て伏せで重量トレーニング!
ベンチプラスのようにもっと重量を上げて筋肉を大きくしたい男性に超おススメです。
壁に両足をもたれさせた逆立ちをした状態で腕立て伏せをしてみましょう。
逆立ちの状態を作る事で自分の体重分の負荷を胸筋(+腕周り)に掛ける事が可能になります。
70Kgの体重の方であれば70Kgまで、ジムに通わなくても、自宅で重量の負荷を掛けたトレーニングが可能になります。
回数は少なくても良いので、しっかりと地面に顎を付けて身体を持ち上げるようにして下さいね。
工夫して楽しく効果的に鍛えよう!
今回紹介した腕立て伏せは、バリエーション豊富なので飽きずに楽しく行えるのではないでしょうか?
楽しければ継続できますし、工夫次第で更にバリエーションを増やす事ができますよ。
例えば、逆立ちの状態で両手をくっ付けたNarrowの腕立て伏せをすれば内側の胸筋に大きな負荷を掛けて強化が可能です。
工夫をしながら楽しく継続的に胸筋を鍛えて、理想の身体に近づきましょう!